表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アガリアレプトの飼い狼  作者: テープコーン
第4章 能力制御の訓練
106/139

4-4

 


「慣れりゃ出来るようになる。別に一回で出来るようになる必要はない。出来るまで付き合ってやるから心配すんな」



この訓練をするにあたり、マルバスに指輪へ新しいを機能を付けて貰った。


見た目は変わらないが、この訓練するのに最適な機能である。



地下の音をも聞き取るナナシの能力を通常の聴力にまで抑えられるように改良された。


そして、それは俺の込める魔力量によって封印の段階が踏めるのである。


分かりやすく言うのであれば、音のボリュームを変えるように0~10迄の封印段階があるのだ。



因みに0は封印解除状態。



そこから徐々に聞こえる範囲を狭めていき、10が通常、つまり俺達が聞いている世界と同じになるわけだ。



「・・・ナナシ、準備はいいか?」


「わふ(ウ ン)・・・」



そっと指輪に手を添えてナナシに最終確認を取れば、彼女は少し緊張気味に頷く。


大丈夫と言う代わりに、彼女の頭を撫でてから指輪の封印を0に解いた。



「っ!!」



ビクリとナナシの肩が大きく揺れる。


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ