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P-10

 


最初の勇者が例の場所に居た時、コイツが居る方が何かと都合が良さそうだ。



バサリと体内に収納していた翼を広げる。



馬や魔獣に乗ることもあるが、今回は場所が場所だけに自分で飛んだ方が早いだろう。



「サタナキア」


「何さ?」


「今暇だろう?」


「は?」



むずっと奴の襟首を掴み、羽ばたいて空にへと上がる。



「え?待って待って待って待ってぇええ???」


「一緒に来い。手伝え」


「はァアア?!ソレ他悪魔(ヒト)にモノ頼む態度じゃって、そうじゃなくて!!オレ、今別の仕事から帰ってきたばっかなんだけど?!」


「今から行く砦では妙な実験がされているらしい」


「ねぇ、オレの話聞いてる?!」


「もしかしたら行方不明になった魔族も其処に連れて行かれたのかもしれん」


「レプト?アガリアレプトさぁああん?!」



「オレも今、進行形でお前に拉致られてんだけどぉおお?!」というサタナキアの言葉には無視を決め込んだ。


 

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