第4話 リムの提案?(30)
と、なれば?
私はリムの話しを聞き終えると? 驚愕するしかないのと?
「えぇ、えええ~! そんなことをさせておいて、リム~! 大丈夫~? なの~?」
まあ、こんな感じで? 私じしんの口から驚嘆を漏らすしかなくなる。
でッ、私が驚嘆を漏らし終えれば? 我が家の妹様は?
「えぇ~? ああ~。姉上~? リムの能力を忘れましたか~?」と。
彼女は相変わらず『クスクス』と、苦笑しながら、姉の私へと問いかけてきたのだ。
彼女自身が持つ、ドラゴンの能力のことを忘れたのかとね~?
と、なれば~?
私自身は少しばかり思案……ではなく~?
直ぐに? 我が家の妹様の問いかけを聞き──。
『ハッ!』と、思い出すのだ!
私の妹であるリムの能力の事をね……?
そう~? 彼女は~? 我が家の主様……。只今~? クローゼットのある部屋で、外出する身支度をされているお母様譲りの能力……。
そう~? リムの姉である私が持たない能力の一つである、他人の記憶の消去……。
それも~? こちらの都合の良い物だけ消去できる不思議な能力を所持している竜姫なのですよ~。我が家の妹様はね~。