第2話 夢の為に物件探しを始めました(5)
「あっ? お客様?」
僕が住み暮らす区の町。地元の不動産屋さんへと自身の足を運び、良い物件……。
そう、僕が脱サラをおこない始めようとしている商い……。
それもお店。飲食店を始めようとしている僕なのだが。近所の不動産屋さんへと来店して、良い賃貸物件が訪ねた僕なのだが。店舗と住居が一緒になった賃貸物件の方は、今は無いのだと、不動産屋さんのおじさんから告げられ気落ちをしながら僕はお店を出ようと試みている最中に。貸し店舗の物件ならばあると告げ提案をされて、僕は自身の両目を使用して資料に目を通したのだが。
その物件は、僕が両親と暮らす家の近所にある賃貸物件であり。実家から徒歩でも通勤ができるといったメリットがある、だけではないのだ。
月々の家賃の方も安く、僕の今ある貯蓄に対して余り負担がかからないような賃貸物件なのだ。
だから僕は資料に目を通して一発で気に入り。直接自分の目で見て確認……。賃貸物件の間取りを直にこの目で見て確認をしたいと不動産屋のおじさんへと告げた。
すると彼は快く。『お客様。今から私と一緒に物件を見にいきましょう』と、いうことになったのだが。
急ぎ足でお店を出ようとした僕へと不動産屋のおじさんが声をかけてきたから。
「はい、何でしょうか?」と。