第4話 リムの提案?(8)
だって~? ここ数百年はロクな話題も無い我が家……。
う~ん、それこそ~? 暗い話題しかない我が家で、久し振りの明るい話題なのに~。何故~? 我が家の妹様は~? 我が家の主である、お母様へと隠す必要があるの~? と、言うよりも~?
何故リムは、お母様に婿殿の事を隠す必要性がある~?
と、言うよりも~? 未だ我が家の母(主様)には内緒にしているとは、どう言う事なの~? と、姉の私は、ごく自然に思うから。リムへと訪ねてみたの~。
すると彼女は~? 更に慌てふためき~。それも~? 隣の部屋で外出用の準備をしているお母様には聞こえないような小声でね~。
「さ、先程もリムが姉上に説明をした通りで~。リムのパパは~。異世界人の上に、人種と呼ばれる短命の種族の殿方なのですよ~」と。
姉の私へと説明をしてくれたのだが。
う~ん、別にリムが小声で、私へと話しかけ──。隣の部屋で身支度をしているお母様に知られてはいけないような事でも、私はないとは思う?
だって~? リムとパパの二人が愛し合い結ばれて、結婚の約束を交わした訳だから。お母様自身も、何の反対もしないとは思う。