表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/100

第2話 夢の為に物件探しを始めました(7)

 だから僕は不動産屋のおじさんへと。


「あ、あの、もしかして、この物件には? お店として使用をしても良い商売と、使用を禁止している商売があるのではないですか?」と。恐る恐る訪ねてみたのだ。


「ええ、実はそうなのですよ。お客様……。わたくしどもの方が、書類の確認不足をしていまして……。実はこの物件は、事務所や倉庫。お菓子や文具などの店舗として使用をする場合は全然問題ないのですが。飲食店として使用される方への貸し出しは控えて欲しいとの要望が、貸し手様の方からありまして……」と。


 不動産屋のおじさんは僕へと、相変わらず申し訳なさそうな様子と声色で説明をしてくれて。また直ぐに僕へと問いかけてきたのだ。


「それで、お客様は? 一体何の御商売をなされるおつもりなのですか……?」とね。


「あ、あの、お好み焼き屋をするつもりです……」と。


 僕は不動産屋のおじさんへと正直に告げた。


「そうですか……。大変に申し訳ございませんが……。この物件に対して、お客様と貸主様との条件があいませんので。この度の話しはなかったことに……」と。


 不動産屋のおじさんが僕へと告げてきたので。


「はい、わかりました……。そして、サヨウナラ……」と。


 僕も不動産屋のおじさんへと告げて、お店を後にした。


『さてさた、また一から探し直しだ』と落胆……。


 自身の心の中で思いながらだよ。



 ◇◇◇◇◇


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ