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ふやける

作者: N

 さくらが散るのは寂しい。春の終わりを告げ、次の季節をにおわせる湿気は、いつかの誰かと別れた思い出が強く香る。今日はkちゃんと会う日だ。天気もよくて好きな音楽を好きなだけ聴ける、上機嫌な日曜日。

 こんなに満たされているのに、なんとなく、理由もなく、涙がこぼれそうなのはなぜだろう。

 なんとなく、という言葉ですべてを済ませようとするきらいがある。私は自分で自分がわからなくなる。途方もなく暗い森にまよいこんだような絶望に圧し潰されそうになるから、抽象的な言葉で私の思考にアクセスすることを拒否するほか、何もできなくなる。

 指紋で曇った携帯に映るもやに似た雲に吸い込まれていると、いつかの夜、野生をはらんだ瞳にあたたかなオレンジ色の灯りと呆けた私を映りこませていたkちゃんを思い出した。甘く不穏な雰囲気に嵌められて抜け出せなくなって、気づけばなにかが私の遠いところで起こっていた。粘膜がかき分けられたり引き出されたりする、いつものけだるい感じ。無防備な肌をエアコンの冷たい風が撫ぜ、ふやけた精神以外がすっと醒めていく感覚を鮮明に覚えている。

 身体の表裏をあずけたkちゃんにすら、私はすべてを打ち明けていない。なぜなら、私のすべては私だって知らないから。神さましか知りえないから。なんて、無神論者がほざいてみる。

 私がちいさな生徒だったときに繰り返した愚かしい日々が私の真実の姿であるような気がして、私は過去を追いかけている。カルチャアに染められ人びとに影響を受けた私はそれでも本物なのか。綺麗なものだけを瞳にうつして生きていたいと思う反面、下等な事物に身を這わせたいと思う自分もいる。

 暗い世界に身を落として、若い身体をすりつぶして早く焦がしてしまいたい。

 そんなことを、待ち合わせ場所に続く街路樹の葉桜を眺めながら考えている。

 kちゃんは今日何を見て、どんなことで笑ったんだろう。kちゃんと二人きりのときでさえ不安でたまらないのだ。

 私のワンピースやネイルを見て「可愛い」とほめてくれるのはうれしいのに、その先に見えるkちゃんが目にして心を動かされるものごとすべてに嫉妬している。妄執的な思いは自我を揺るがせる。だから、私はkちゃんと距離をとる。

 本当はもっと触れ合いたいし、会う頻度も全然足りない。それは確かなのに、依存しないふりをしているうちに私は本当にkちゃんのことが好きなのか、kちゃんのどこが好きなのかさっぱりわからなくなってしまうから、私は思考を停止して音楽を聴いてみたりする。

 kちゃんと待ち合わせした時間は十四時、時計を見るともう予定時刻を過ぎていた。だけど私は急がない。kちゃんの性格をよく知っているから。

 繁華街を抜けて街はずれの川沿いの道路にたどりつき、何の気なしに川をのぞくと水鳥が複数匹で泳いでいた。

 子どもと思しき小さな鴨が親鳥の周りをうろうろして、あまりの可愛さに全部ぐちゃぐちゃにしたくなった。可愛すぎて、食べちゃいたい。暴力的な思考を持つ自分に驚いた。水面がきらきらと輝いてまぶしく光っている。水紋を立てる水がいとおしく思える、こんな日は。そばに咲く植物との緑と青のコントラストが美しくて、私は溜息をついた。

 そう、きれいな道を通ってkちゃんに会いたい。この恋は終わる気がする。今聴いているメロウチューンにさわやかな風が沁みついて、この曲を聴くたびにkちゃんを思い出したり、してしまうのだろうか。

人混みであふれた待ち合わせ場所に着くと、いつも二十分以上遅れてくるkちゃんは珍しく私を待っていた。

「ごめん、遅くなっちゃった」

 私が謝るとkちゃんはかぶりを振った。

「いいよ。おれいっつもだから」

 冷えた紅茶みたいな温度の声色で、チャコールブラウン色の尖った靴を踏み出してどこに行くともなく歩き出した。私はkちゃんにおびえながら、恋をしながら、その隣をゆく。

「今日は青い日だなあ」

 空の青さのことを言っているのだと数秒遅れて理解し、私は「そうだね」と同調してみた。

感傷的でうつくしい言葉を惜しげもなく私に与えてくれるkちゃんの横顔は穏やかに見える。草食系とかその類の動物に似ている。彼がただの優しい男ではなく、いろんな物事に批判的で鋭い男であることを私は知っていて、その事実が少し私を安心させる。

kちゃんは隣にいるのに全然つかめない。kちゃんがどんなことで笑ってどんなことで怒るのか、私はぼんやりとしかわからない。kちゃんのすべてを知らないという事実はたまらなく不安だ。隣をうかがっても、感情の読み取れない顔をしていた。

「今、何考えてるの?」

 私がたずねると、kちゃんは私を見つめた。そして、「逆に、何考えてる?」と私に問いただした。

「私は、ね」

 kちゃんのこと考えて、不安になってた。と言いかけてはっと口をつぐんだ。脈絡もなくこんなことを言ったら変な女だと思われる。私は少し考えて、「パンケーキ、食べたいなって」と嘘をついた。

「パンケーキ?」

 kちゃんは怪訝な顔をして私を怪しんでいる。しまった。以前kちゃんに「パンケーキってお味噌汁に入ってる麩に似てて変な感じ」と適当なことを言ってしまったから、kちゃんはそれを覚えていて嘘を見抜いているような気がする。しかも、kちゃんは流行のスイーツを食べに行くような頭の悪い女を軽蔑している。私は嫌な冷たい汗をかきながら「うん」と答えるしかなかった。

kちゃんは「じゃあ今度、食べに行ってもいいよ」と目を細めて言ってくれたけれど、その三日月状になった目には冷たい色が浮かんでいた。

なぜkちゃんは私にすべてをさらけ出してくれないんだろう。疑っているなら疑っていると言えばいい。なにを考えているのか言いたくない気分ならそう言えばいい。kちゃんが急に見えなくなって不安で、でも好きで、やっぱり訳がわからなくて私は鼻歌を歌った。

「なんの歌?」

 風に煽られた髪を気にしながらkちゃんがつぶやいた。kちゃんのくるみのようなココアのような何とも言い難い明るい茶髪が、光を受けて華やかに色づいている。

「ディヴィットボウイのカクタス」と何も考えず答えを口にすると、kちゃんは「なにそれ、洋楽?」とすこし煙たそうだった。

 kちゃんは英詞とトレンドを嫌っていて、いつもボサノバか九十年代のシティポップばっかり聴いている。洋楽フリークの私からすればあの世界的ロックスターをダサい音楽扱いされるのは心外だけれど、kちゃんはそういう人で、私はそういう子だ。精神的に交わっていても無理やり同じ方向を向く必要などないから、私もボサノバや昭和歌謡は聴かない。

 そのアンバランスさが、ときに私を混乱させる。

 すこし空腹感を感じながら歩いていると、近くにコンビニエンスストアをみとめた。私とkちゃんは聞きあうこともなく、明らかにそちらへ足が向いている。いつも通りコンビニのイートインでジャンクフードを食べるのだろう。私が逢いたいと言って落ち合うときはいつもこうで、とくにスケジュールなんかは立てないし、極端にお金がかかるようなことはしない。

 kちゃんが空腹で口数が少なくなった私を理解してか、持っていた飴を分けてくれた。どこにでも売ってある市販品と違って、kちゃんがくれた飴は特別だ。幸せ成分が配合されている。落ち込んだときに食べようと決めてポケットにしまった。

 店内に入り、kちゃんはポテト、私はどら焼きを買ってイートインに腰かけた。kちゃんは能面を浮かべながら、もくもくとポテトを口に運んでいる。それは食べるというよりはこなす、みたいに見えた。コンビニのパフェはすごくカロリーが高そうだから手が出せない、みたいなどうでもいい話を一方的にしながら、私は小さい口でちびちびとどら焼きをかじった。

 どら焼きがまだ8割ほど残っているのにkちゃんは早々にポテトを食べ終わってしまったから、私はくだらない話をやめて食べることに集中した。

 kちゃんは口をはさむことなく、餡と生地を口に含んでいく私を隣で見ていた。kちゃんのまなざしは弱くて意思は感じない。弱々しい日差しにあてられたように、私はkちゃんがたしかにそこにいることをじんわりと感じた。

 kちゃんが好きだ。彼もおそらく、私のことが好きだと思う。

でも、このささやかな愛を感じられる日々はいつまで続くのだろう。諸行無常、と誰が言ったのか忘れたけれど、この言葉は妙に味わい深く、私はこの言葉を思い出すと気味悪い感じで満たされる。

私は安定感というものを感じたことがない。陶器みたいにつるつるしたkちゃんのこころは表象なら見えるけれど、触ってもその実態や哲学はわからないから、彼への自己犠牲的な奉仕に走って一時的にkちゃんをわかった気になる。

 けれどやはり、kちゃんはつかめない。kちゃんはkちゃんである前にこの街に暮らす一人の他人であり、kちゃんの人生の半分にすら出演していない私がkちゃんを理解することなど、泣きたくなるほど遠い道のりなのかもしれない。しつこくねばる餡をむりやり口の中に押し込んで、kちゃんを知ることができない絶望も一緒に飲み込んだ。

 そろそろ出ようか、とkちゃんが言った。何時?と尋ねると、kちゃんはダニエルウェリントンの腕時計を袖からのぞかせた。十五時三十分。思ったより時間は経っていなくて、私はそれをうれしく思った。

 kちゃんが画材屋に行きたいというので、私も学生時代何度も通った古い画材屋へ向かうことにした。

「あたらしい筆を買おうと思ってさ」

 財布の中身を覗きながらkちゃんはうれしそうに笑った。

 kちゃんの部屋の一角には、小さなアトリエがある。

 何重にも重ねた新聞紙を敷き詰めて、そこにちょこんとしたイーゼルと、片手で持てるくらいの小さいカンヴァスがおかれてあるのだ。油絵具を溶かすのに使うテレピンが染み込んだ新聞紙はつよくシンナーの臭いを放っている。どう考えても身体に悪いのに、kちゃんは頭が痛いと言いながらもアトリエはけっして畳まない。私は油彩よりも水彩が好きだからkちゃんの気持ちはわからなかったけれど、特別な空間を持っているkちゃんをうらやましく思っている。

「また豚毛の筆を買うの?」

「硬筆は足りてるんだ。今は細かい仕事ができる細い筆が欲しい」

「そうなの。お金足りる?私、貸せるよ」

「自分のお金でなんとかするよ」

 kちゃんはさらりとそう言いながら、到着した画材屋に足を運んだ。やっぱり、こういうところがいちいちかっこいい。私もkちゃんのやせた後ろ姿に続く。自動ドアに取り付けられた鈴が軽やかに鳴ると、顔なじみなのに一度も話したことのない大学生のアルバイトが店の奥から出てきた。

画用紙やクレヨンやアクリル絵の具や、さまざまな画材が混じり合った、しかし煩雑ではない突き抜けた香りが鼻孔を支配する。kちゃんはさっそく大きな筆立てに無数に立てられた筆のひとつを手に取り、硬さや感触を指の腹でたしかめている。歯を食いしばり、張り詰めた横顔は私には近寄りがたく思えて話しかけるのはやめた。

とくに何も買う気はなかったけれど、雰囲気にあてられて触った石膏像のミニチュアはにわかに親近感を覚えた。

 初めて石炭を使って描いた石膏、ラボルトが私の掌におさまっている光景は不思議だ。初心者向けの石像なのに修正のきかない石炭で描くのはむずかしくて、以来石膏デッサンは苦手意識を持つことになった。私の思い出から消去されつつある薄い存在。

 私にとってのラボルトはkちゃんだ。遠いのに私の手中におさまっている違和感。このラボルト像を買って自分のものにしても、石膏デッサンが上手くなることはないし、この小さなオブジェはいつか部屋の隅に転がって埋もれてしまうのかもしれない。それが怖かった。

 ミニチュアを売り場に戻すと、すぐ横から「何か買う?」と声がした。

「なんにも。いいのあった?」

「店員さんに聞いたらイタチ毛がいいってさ。聞いたことないから高そうだと思ったら、千円ぽっきりだって」

 kちゃんはいそいそとレジに向かい、店員に清算してもらっていた。kちゃんはあまり感情を表に出したりしないけれど、背中や声色はテンションによって微妙な違いがある。そういう特徴も私は知っているのだ、と私はkちゃんの周りにいる誰かに自慢したくなった。

「ミーコ、付き合ってくれてありがとう」

 店を出てkちゃんは私の腰に手を回して、めずらしく名前を呼んだ。私の家族や周囲の人が呼ぶ私の名前と、彼のそれとは微妙にイントネーションが違う。簡単に言えばぎこちない。ぴたりとくっついた二人の影は全体的にまとまっていて、そういうモニュメントに見える。空の青はかなしいオレンジ色と混ざり合い、日は暮れそうになっていた。

「ミーコは優しいね」

「なんで?」

「おれに文句言わずに付き合ってくれるし、いつも気遣ってくれるから」

 kちゃんの瞳の奥にはガスコンロの青い炎がちらついて、私を燃やさんとしている。違う、それは優しさじゃなくて、私がkちゃんを好きだから。それを私の良いところとして認めてくれるのはうれしいけれど、kちゃんは私を履き違えている。つくづく、わかりあえない。私は私自身について語られるより、kちゃんを簡潔に表現する適切な言葉でkちゃんをつかみたい。近づいたり遠ざかったりして、少しずつ見えるようになったkちゃんが急にピンボケした。

「私はぜんぜん優しくないよ」

 kちゃんと同じように。kちゃんは自分が良いと思うもの以外に冷たい。私もそちら側にだんだん近づいているような気がして怖かった。kちゃんは私の言葉を聞いて白けたように鼻で笑い、私はさらに不安になった。

「ミーコは優しいってば。ちょっと抜けてるところはあるけど」

 kちゃんは薄い上唇から歯を見せて笑う。腰を持つ大きな手に一瞬力がこもった。

 私をいろんな言葉で修飾されるたび、私は私がわからなくなっていく。kちゃんにすべて化かされているような気がしてならない。瞼を閉じたときに映るノイズがかったテレビの中に飲み込まれて、自分が暗く沈んでいく。

「今日、もう帰らなきゃ」

 そうつぶやくと、kちゃんは少しがっかりしたように「そっか」と答えた。その真意はわからない。なにもわからない。

 好きな人を理由もなく拒絶する自分にいくつかの理由をつけて、まともみたいに自分のなかで飾っていく。

私は明快な人間ではない。その事実が私をこうさせていることをkちゃんに悟られたくなくて、また私は自分自身とkちゃんに嘘をつき、霧にひそむ精神世界へと帰ってしまう。kちゃんの腕に下げた、青い紙袋が目についた。

「kちゃんはイタチ毛でなにを描くの」

「え、ああ、それはね」

 kちゃんは画材屋のショッパーからあわててイタチ毛の油彩筆を出し、穂先をいつくしむように撫でた。私もさわりたくなって親指と人差し指でつまむとkちゃんの熱い指先が当たり、イタチの毛の感触などわからなくなってしまった。

「きみを描く」

 kちゃんは穂先から私へとゆっくりと顔を上げ、こげ茶色の瞳で私をのぞいた。

「私?」

「もう太い筆でディティールは描いてて、あとは睫毛や毛先や瞳を描く予定。この前撮った写真を参考に描いてる」

 kちゃんは携帯を取り出して写真を見せた。私がしゃがみこんで下目遣いに桜の花びらを拾い上げている、比較的映りがいい写真。

それを見て、筆を持つkちゃんの横顔を想像してみた。私のなかで、内的なこころから幸せの鱗のようなものが剥がれ落ちて、私を満たしていくのを感じた。

「kちゃん、ありがとう」

「おれが描きたいから描くんだよ」

 kちゃんは照れくさそうにイタチ毛をしまった。私が彼のことを考えながら日々の苦痛を受け流しているとき、彼は私のことを考えながら筆をすすめていたのかもしれない。kちゃんのこころへ焦点が合い、どんどん精彩になっていくのを感じた。

「できたら見せてね」

 kちゃんのお腹に腕を回して胸に顔をうずめると、ボタンダウンの白いシャツからはkちゃん家と同じ匂いがした。やわらかで安心する幸せな匂い。kちゃんは今ここで、たしかに私を抱きしめている。kちゃんと永遠にこうしていられるなら、死ぬよりずっと幸福だ。

「描き終わって、油が乾いたらきみにあげるよ」

 kちゃんも、少し人目を気にしながらも私を抱き寄せ、私の「うれしい」という声はくぐもった。私たちはきっと今、同じ気持ちだ。

 このままお別れしてそれぞれの家路につけば、またkちゃんの気持ちの片鱗は西に沈み、私はいつものように見えなくなったと不安になるのだろう。

「じゃあ、またね」

 kちゃんは私を抱く手を緩めて、微笑みをかたどりながら手を振った。

 kちゃんの気配が消えて、とたんにさみしくなる。

「ばいばい、kちゃん」

 kちゃんは私が振った右手をちらりと見て、駅の方向へ歩いていく。どんどん遠くなる。振り向きもしないkちゃんの背中はすでにほかのことを考えているように見える。その背中にすがりつきたかったけれど、泥臭い私は誰も愛せない。流れ出てくる涙に化粧が崩されないよう必死に上を向いた。なぜ好きな人と会えない期間があるの?kちゃんと私はなぜ同じ生命体じゃないの?

 近くをうろつくキャッチの男になれなれしく声をかけられて、二の腕を執拗に触られた。ねえねえお姉さんいったんおちつこ?野太くて汚い声。kちゃんとこの男どちらかを生かしてどちらかを殺すとすればもちろん答えは決まっているけれど、kちゃんを宇宙一愛しているかと問われれば言いよどんでしまう。私の背後に、陰鬱な不安がにじりよってきている。

 ポケットの中に入っていたkちゃんの飴を口に投げ入れ、包み紙を道端に捨てた。

カサカサと揺れながら横断歩道へ渡って車に轢かれて、私はそれを見てまた泣いた。無意識にかみしめた唇は緩やかな出血をもたらす。苺ミルクの甘さと鉄の味。私はまた、私をおそれている。


読んでくださりありがとうございました。感想などもらえたら、嬉しいです。

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[良い点] はじめまして。 奇妙なリアリティのある、不思議な作品でした。 掴めそうで掴めない二人の距離感に、創作とは思えないほどの現実味があります。 未来のことを考えると不安になる、だから現在だけを切…
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