これまでの登場人物紹介と用語4
エリザベス=ド=レミゼ/西村エリ
9→10歳。
レミゼ王国第5王女で誕生日は5月。
友人のショーン=オンリバーン侯爵に恋をしているのだが、北の国の王子イチヤと婚約している。
反国王派の令嬢を集めて派閥を創りあげたヒロインに対して国王派の令嬢達をまとめあげて立ち向かうと決意した。
前世は、西村エリという女子高生だった。享年17歳。
《特別監査室》
ショーン=オンリバーン侯爵
41→42歳。
特別監査室室員。
レミゼ暦557年9月生まれ。専門は農林産業で整った顔で女性人気があるのだが独身。
官僚となった理由はイチヤ王子の予知夢によると父親にやり残した仕事があると思ったから。
柑橘系の香水をつけている。
アベル=ライオンハート侯爵
42→43歳。
特別監査室室長(→宰相)
レミゼ暦556年7月生まれ。
ゲームの筋書きならその後、宰相として国家転覆をはかり国外追放されて荒々しい性格へと変化するが、今のところ温和な性格である。
息子にフェルナンド、孫にルイ=L=ドレリアンがいる。
ヘンリー=ベアドブーク公爵
55→56歳。
特別監査室室員。
レミゼ暦543年5月生まれ。専門は外交。
由緒正しい公爵家出身で国王とは従兄弟兼同級生。
口は悪いが顔は悪くない黙っていればいい男。
ジューン=マブーク伯爵
36→37歳。
特別監査室室長代理。
専門は内務、ほんわかとした癒し系のおじさまで癒し系な妻がいる。
ヘンリーとは親戚にあたる。最近は絵を描くことにハマっている。
カール=ペンヨーク伯爵
64歳。
特別監査室室員。
芸術の一族ペンヨーク伯爵家の当主、チェスの名人でもある。
担当は民部で財務分野にも詳しい。最近の悩みは物忘れ。
ヨハン=ガブリエール伯爵
特別監査室室員。
担当は教育府。のほほんとした性格だったのだが、教育大臣のヘタレさに吹っ切れて性格が変化した。
最近の悩みは薄毛。
パレス=コノユライン子爵
特別監査室室員。
担当は軍事、時々語尾を伸ばすクセがある。口が軽く噂話が好き。
猫好きで猫と意思疏通が可能。
《学園初等科》
マリア=ローザンヌ公爵令嬢
エリザベスの友人。
アルベルト王太子の婚約者で未来の王妃。頭が良く聡明な才女。
“恋する幸福な国で”のアルベルトルートの悪役令嬢。
ジスト=メルサイユ
エリザベスのクラスメイト、児童会の図書委員長でもある。ジョアンナのことを内心疎ましく思っている。
“恋する幸福な国で”の攻略対象。
シャルル=ダルテン
エリザベスのクラスメイト兼護衛見習い。
空気が読めない生意気そうな熱血系の少年。
母親を亡くし孤児院にいたところを母親の幼馴染の騎士に引き取られた。このまま順調にいけばエリートになれる幹部候補生。
“恋する幸福な国で”の攻略対象。
ジョアンナ=メイデン子爵令嬢
ゲームの知識がある転生者。
フェルナンドを狙っていたはずなのだが、何故か学園内で反国王派を集めた派閥を築きだした………
《学園中等科》
アルベルト=ド=レミゼ
2年生。
王太子でエリザベスの兄、フェルナンド・トールの友人。婚約者はマリア=ローザンヌ公爵令嬢。
最近、猫語が分かるようになったらしい。
フェルナンド=ライオンハート
2年生、アルベルト、トールの友人。
アベル=ライオンハートの息子、婚約者にマリア=ドレリアンがいる。アベルに比べて地味な容姿をしている、将来は文官になるのが夢。
後のルイ=L=ドレリアンの父親。
トール=ドレリアン
2年生。
アルベルト、フェルナンドの友人。
ドレリアン家の跡取り息子であるが本人は商人になるのが夢である、シス王女によるとその後、夢をあきらめて農林産業府に進むらしい。
《王族》
国王
ヘンリーとは従兄弟兼同級生。
建国記念式典でエリザベスに前バードミル公爵の危険性を話した。
王妃
国王との間に6人の子供をもうける。チューリップの名産国から嫁いできた。
アン王女
3番目の姉、シス王女曰く小悪魔属性の容姿。成績優秀で容姿端麗。
建国記念式典でイチヤ王子と密通していた。
オティアス=ド=レミゼ
享年18歳。
20年以上前に病死した王弟、エリザベス達の叔父にあたる。病弱でほとんど顔を知られることなく死んだ。宰相曰く賢明な方。この世界に無い知的財産権の事をヘンリーに語ったことから転生者である可能性が高い。
《貴族》
ローザンヌ公爵
マリアの父で教育大臣でもある、ローザンヌ家12代目の当主。
ノースネデル伯爵
77歳。
20年近く宰相を務めている。20年前、ショーンの父と宰相位を争った。
ユーロ=バードミル前公爵
内務大臣、神を自称している怪しい人物。
ショーン曰く顔と噂が一致しない、良識的に見えて中身がない人物。
国王曰く権力欲にまみれて使えない人物はとかげの尻尾のように切る恐ろしい人物。メイデン子爵家に手を差し伸べるなど利用できるものはとことん使う。
選民意識が強く、同じ公爵家でも差別をしている。
ナチュダ=バードミル公爵
ユーロの弟、民部大臣補佐官をしている。気が弱く小太りの男性。
《その他》
イチヤ王子
17→18歳。
エリザベスの婚約者。
北国ナクガア王国の王子で人のオーラを見える特殊能力と不正確な予知夢を見る能力がある。建国記念式典の時にアン王女と密会していた。エリザベスの恋に気づいている。
“恋する幸福な国で”の隠れキャラ。
シス王女
21歳。
イチヤ王子の姉、駐レミゼ大使。
エリザベスと同じ転生者。イチヤ王子ルートの悪役令嬢。
《用語》
レミゼ王国
大陸の東の端にある多神教の国、王都はラブル。建国600年の歴史ある国で幸福の国と呼ばれている。
昔は“護身用の剣すら要らない”といわれるほどの平和をほこっていたがその平和に陰りがみえている。
イチヤ王子曰く人が腐っているから国が腐ってきている。
ナクガア王国
イチヤ王子の出身国。
カオレエア王国
レミゼの南にある国で土地が痩せていて食物がとれない。たびたびレミゼ王国南部に侵入してきている。
国力が急速に低下している。
“瞳を閉じて、恋の学園”
前世のエリザベスがやっていた乙女ゲーム、舞台はレミゼより西のマルチウス帝国。攻略対象の1人にルイ=L=ドレリアンがいる。
漫画化アニメ化などいろいろされた。
“恋する幸福な国で”
エリザベスの死後に販売された乙女ゲーム、舞台はレミゼ王国。
ゲーム開始はエリザベスが中等科2年生の時。攻略対象は5人+1名で全員エリザベスの関係者。




