これまでの登場人物紹介と用語
物語の中には出しきれなかった設定も書いています。
エリザベス=ド=レミゼ
6→7歳。
レミゼ王国の第5王女で誕生日は5月。以前はワガママな子供であったが前世の記憶を思い出したことで以前と比べてやや大人びた子供となった。
ある日、ショーン=オンリバーン侯爵と出会い彼と半ば強引に親友となったのだが、イチヤ王子との婚約内定をきっかけに彼への恋心を持っていることを自覚した。
《特別監査室》
ショーン=オンリバーン
38→39歳。
特別監査室室員兼オンリバーン侯爵、誕生日は9月。専門分野は農林産業である。広大な領地を所有しているが、その管理を自ら行っている貴族としては珍しい人物である。
キリッとした切れ長の目と高い鼻の整った顔の持ち主で女性人気も高いが何故か独身である。ある日、出会った王女と友人となる。チューリップが好きらしい。
みんなから『ションちゃん』と呼ばれている。
アベル=ライオンハート
40歳。
特別監査室室長。誕生日は7月。
彼の孫がゲームの攻略対象であり、彼も過去編に登場している。今のところ唯一のゲームの登場人物である。
温和で誰に対しても丁寧な人物であるが、物語中では気性が荒く孫に八つ当たりする人物となっている。そして、理由は不明であるが作品中では西にあるマルチウス帝国へ亡命していた。
過去編で75歳で死亡している。
ヘンリー=ベアドブーク
52→53歳。
特別監査室室員で公爵、専門分野は外交である。誕生日は5月。国王とは母方の従兄弟である。
500年以上前から続く由緒正しい家の出身であるが口が悪く馴れ馴れしい。
もう何年も領地に帰っていない。
パレス=コノユライン子爵
特別監査室室員で専門分野は軍事。所々語尾を伸ばすクセがある。
《王族》
国王
エリザベスの父でヘンリーとは従兄弟関係である。いつも目がチカチカするような服を着ている。
王妃
エリザベスの母。
金髪碧眼の美女、チューリップが名産の国から嫁いできた。娘の恋に恐らく気づいている。
《その他》
マリッサ
エリザベスに仕える侍女。エリザベスのショーンへの態度に苦言を呈した。
マリア=ローザンヌ公爵令嬢
エリザベスの兄の婚約者でエリザベスに対する嫌がらせをしているグループのリーダーである。エリザベスに恋愛小説をあげた。
イチヤ王子
15歳。
レミゼ王国の北にある雪国の王子でエリザベスの婚約者となった。人形のような美貌を持っているが生気が感じられない。
用語
レミゼ王国
幸福の国と呼ばれている。女性の政治参加を極端に嫌う
特別監査室
中立派の中でも有能な人物を集めた宰相直属の補佐機関。
仕事は、上奏書保管や各王政府へのアドバイスなど。
国王派
高位貴族が多い。反国王派が勝手にそう名付けた。
反国王派
国王を廃して、王太子を王に祭り上げて傀儡政権を造ることを目的とした集団。伯爵以下の貴族が多い。
中立派
国王派にも反国王派にも属していない人達。中には争い事に巻き込まれたくないのでここにいる人もいる。




