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92.俺、羨望を検証する

 それじゃ、検証開始!

 分身を出して、いろいろ封印してみよう。


 マナのカプセルを5個作って…。

 …このカプセル、ストックしておけないかな? 今更だけど…。

 よし、ゲージが溜まった。分身!


「ヘイ本体! グッドなニュースだ! カプセルはストックできるぞ!」

「本当か、分身」

「ああ。異袋いぶくろのマナをカプセルにすればOKだ」

「マジか。早速やってみる」


 やってみたら、マジでストックできましたー。

 異袋の中には、マナのカプセルが山積みです!


 てことは何、俺、戦闘中に巨大化とかできちゃうわけ?

 当たり判定が消えて、地形もすり抜けられるとか?

 ひゃっほい! チート化が加速するぜ!


 でもさ、何で分身がそんなこと知ってるの?


「簡単な話だ。俺はことわりという名のシステムの一部だからな」

「あ、やっぱりシステムなんだ。だったら納得。じゃあ、※の内容も知ってるのか?」

「それは知らない。俺が知らされるのは、システムが本体に知らせたいことだけだ」

「…じゃあ、さっき暴食を思いついたのは、昨日分身したから?」

「その通りだ。そして羨望については、何も知らされていない」


 むう、なんというご都合主義…。

 まあいい。今度こそ検証開始だ。


「じゃあ、即死魔法を封印してみる」

「了解だ、本体」


 羨望を発動。分身の即死魔法を封印!


「どうだ?」

「失敗だな。まだ使えるぞ」


 え゛!?


「じゃあ、電気魔法を封印! どうだ?」

「ダメだな。思うんだが、能力を封印するまでには、時間がかかるんじゃないかな?」

「そっか。じゃあ、電気玉でやってみよう」

「OK。撃たずに浮かべとく」


 俺は改めて羨望を発動。電気魔法の封印にかかる。


  ☆


「なあ本体。フェニックスを二羽倒せるぐらいの電気玉が、とっくにできてるだけの時間が経ってるぞ」

「ああ、わかってる。マジで電気魔法は封印できないみたいだな」


 むむむ。

 これ、どう考えればいいんだ?


 即死魔法も電気魔法も、封印できることは実証済みだ。

 使い方も間違いない。羨望を発動して封印する能力をイメージするだけだ。


 分身は俺のコピーだから、俺の能力が使えるうちは封印されないのか?

 それとも、暴食みたいにリミッターがかかってるとか?

 気になるのは、※が意味するところだけど…。


「ヘイ本体! バッドなニュースだ!」

「何?」

「※の内容がわかった! 羨望は、自分が持ってない能力しか封印できないみたいだ!」


 なん…だと…?


「じゃあ、分身の能力は?」

「ああ、絶対に封印できない。それよりほら、俺らって、使えない能力はほぼないじゃん」

「あ゛…」


 俺が使えない属性は、神属性だけ。

 俺が持ってない耐性は、神耐性だけ。

 この二つは、どっちも神様しか持てない能力だ…。

 つまり、俺が羨望を持ってても、それを使える相手は神様だけってことになるんだが…?


 ないわー。これはさすがに無いと思うは。

 仮にリミッターがあって、それが外れても、神様相手に何ができる!!


 ワンパンどころかデコピンですら耐えられるか怪しいんだぞ? いやいやマジで。

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