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78.俺、天命を得る

 俺はダークネスムーン・クリスタルを吸収しようとしてたのに、いつのまにかG細胞に挑んでた…。

 うん、無理ゲーだね。


 これ、何度目のポルナレフ状態だろう?

 なーほーざワールド的な何かをされちゃいましたか?


『そんなことはしませんよ』


 あ、やっぱりそうですか。

 主様はそーゆー性格ですもんね。

 じゃあ、いったい何が?


 ……。

 …うん、答えがないのは分かってた。

 俺なりに考えて答えを出すまでは放置、それが主様の基本方針だ。

 それじゃ、頑張って考えよう。


 まず、G細胞には主様が関わってる。

 アキラ様との関係は不明だけど、かなりの上級神――最低でも同格――なのは間違いない。

 俺の素性を知ってて常に上から接してるってことは、そーゆーことだ。

 となると、G細胞は最初から悪食無効だった可能性があるな。



 俺は改めてG細胞を見た。

 鼓動のような点滅は、生きている証しなんだろう。

 …ところでこれ、卵みたいに一個の細胞なのかな? それとも普通に多細胞?

 ちょっくら探知で見てみよう。


 …。

 ふむ、多細胞だったか。それが卵みたいな姿で休眠状態になってるのか…。

 休眠状態なのは、命の危険を感じたからだろう。


 細胞のベースはシリコンとカーボンのハイブリッド。ついでにゲルマニウムまで…。

 これはアレか? ハビタブルゾーン? なにそれおいしいの? と暗に訴えてるのか?

 だとしたら甘い、甘すぎる!

 宇宙空間の大半は極寒なんだぞ?

 …あ、寒さは暖房や自己発熱で解消できるからOKなのか…。


 ついでだ、属性や耐性も見ておこう。

 いずれはフクザとバトるつもりだから、情報収集の一環だ。


 ……。

 …耐性が一切ない…だと…?

 そんなバカな…。

 ハッ、そうか! 「だいじなもの」扱いだから、むしろ弱点でも問題ないんだ!


 となると属性の方も……うん、やっぱり無いな。

 下手に属性を持ってて融合した相手を弱らせたんじゃ、存在理由に反するもんな。


 ん?

 ダークネスムーン・クリスタルは、闇属性だったよな。

 その前の幻の闇水晶も、闇属性だった。

 まさか…、悪食で吸収できたのは……、闇属性のマナだけだった…のか?

 まさかまさか、ダークネスムーン・クリスタルは、元々G細胞だった?


『はい、正解です』


 よし、ポルナレフ状態は解消できた。

 次は地脈の確認かな?


『その件でしたら、調べなくてOKですよ』


 ほほう、アラクレを倒したから解決しましたか。

 やったね、俺。


『残念ですが、逆ですね』


 はい?


『闇属性に染まったG細胞をあと6個回収するまで、地脈の乱れは元に戻し…失礼、戻りません』


 ……主様が途中で言い直したような気もするけど、それは気のせいだよね、うん。

 で、今のセリフは…(忖度中)…、俺にG細胞を回収しろと、そーゆーことですか?


『ふむ、そんなにやる気があるのなら、この件はあなたに任せましょう』

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