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118.俺、「はっぴい にゅう にゃあ」は名曲だと思います!

 2月22日の投稿なので、猫――というか、迷い猫――成分を入れてみました(笑)


 それと、おことわりをひとつ。

 本文中に一か所だけ「おれ」とひらがなで書いてあります。

 変換漏れではありませんので、あらかじめご承知おきくださいませ。

 俺がウンディーネに話せたのは、災厄が悪しき闇属性を宿したものだということだけ。

 幻の闇水晶というワードは当然として、G細胞のGの字も言えなかった。


 そしてウンディーネから聞けたのは、幻の闇水晶の落下場所は精霊殿の湖じゃないということだけ。


 幻の闇水晶がどんな災厄をもたらしたのかとか、どうやってここに運んだのかとかは、一応聞いてみた。

 そしたら申し訳なさそうな顔で「ごめんなさい、話せないの」と言われてしまったんだ。


 個人的に気になってたバラの花びらがあり得ない速さで沈んだ件も、同じくダメだった。


 G細胞の落下場所もそうだけど、なぜ規制対象になるのか、俺にはサッパリわからない。

 まあ、理由があってそうしてるんだろうから、下手に詮索してもいいことはないだろう。


 そんな感じで、情報交換は実にあっさりと終わった。


  ☆


 住処に戻った俺は、ゲットした能力の確認にかかった。

 さて、今日の成果は何かな~?


  色欲:七大罪能力(スキル)のひとつ。

     補助型。

     対象を隷属させる。


 おうふ。

 これはマジでウンディーネのところにあってよかったと心の底から思う俺ガイル。


 だって、考えてみてよ。

 俺は七大罪能力(スキル)を防げない。

 つまり、相手に色欲を使われたら、あきらめなくてもそこで試合終了なんですよ。

 シッポのある女の子なら命令したって無駄だからワンチャンあるかもだけど…、おれは男だ!


 GGの時みたいに分身が戦うこともできない。

 何故かって?

 絶対効くはずの攻撃が効いてないと思ったら、どうする? 普通は効くまで使うよね?

 殺虫剤をスプレーしてもGが死ななければ、何度かスプレーするのと同じことだ。


 そう。もしGGが正気のまま憤怒を使ってたら、分身が二体とも狂戦士状態になるまで何度もトライしてたはず。

 俺に効くものは分身にも効く。

 そしてすべての分身が狂戦士状態になったら、この世界は非常事態。それが日常になる。

 まぁるい世界が俺にジワジワと破壊されてジ・エンドですにゃん。


 GGは自分の強化に憤怒を使ってたから、そうはならなかった。今思えば、それは超ラッキーだったと言っていい。

 でも、色欲の使い手は正気のままで俺と戦うことになるよね?

 はい。そーゆーことです。


 しかし俺、とんでもない能力を持ったな。

 憤怒と色欲のコンボで、直接手を下さなくても戦争に勝てちゃうじゃん。


 どうするのかって?

 敵軍の半分を狂戦士状態にして操るだけの簡単なお仕事です。


 普通のやつには無理かもしれない。でも、俺には機動力も広範囲に魔法をかける力もあるからね。


 いやいや、これ、個人が持ってOKな力じゃないと思うぞ?

 あ、俺の場合は敵を殲滅する手段のバリエーションが増えただけか…。



 とりま、回収しなきゃいけない幻の闇水晶は残り一つ。

 オマケでついてくる七大罪能力(スキル)は強欲を残すだけ。


 壮大なお使いイベントも終わりが見えてきたな。

 ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。


 Wikiで調べたら迷い猫のアニメは2010年4月-6月放送。

 そうか、もうそんなに経つのか。私も年をとるわけだ…。(CV:シャアの中の人)


 ソロ版だと私は(Ver.Otome Tsuduki)ですね。セリフ的に。

 「二回○ね!」とか「お手!」とか言われて喜ぶ趣味はさすがに…。

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