表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/121

39:眷属の見せ合い

 「ふぅん。ルールは分かったけど、次はどうするの?」

 「次は……自分達の戦力の確認?」

 

 最低でも俺達が何のスキルを使えるか、後各々の眷属クラスの魔物を知っておきたいな。


 「てことは、オレサマの出番だなァ!?」

 「あ、勝手に出てこないで!」


 ドラミクの服の裾からぬるりと現れたのは黒く湿った鱗の大蛇。

 カイトとのダンジョンバトルにいたのと同じ奴だ。

 ドラミクの服の裾と大蛇の太さが明らかに合ってないという突っ込みは置いておこう。

 

 「はぁ、出てきたもんは仕方無いわね。これは私の眷属、サープドラゴンよ」

 「ケケケッ、オマエラが今回の味方って訳か。ヨロシクな」


 サープドラゴンは俺に尻尾を差し出してきた。


 「何これ?」

 「アァン? 知らねぇのかよ。握手だよ握手」


 えぇ……。

 恐る恐る手を差し出し尻尾を掴む。

 何か湿ってる。

 そして俺との握手が終わったら続いてスパンダ、リズミカとも同様に尻尾を差し出し握手を求める。


 「サテと握手も終わった。じゃあ早速オマエラの眷属達と戦わせろ!」

 「馬鹿言ってるんじゃないわよ」


 ドラミクが頭を叩き静止を掛ける。

 めっちゃ痛そう。


 「とは言っても互いに眷属クラスの魔物は確認した方がいいんじゃないかしら?」

 「なるほどな。じゃあ俺のからでいいか?」

 「あ、ちょっと待って。俺、デモン達連れてくる」

 「オ? そいつら面白そうだな。オレサマが連れ来てヤルヨ!」


 サープドラゴンは勢いよく扉を突き破りすごいスピードでどこかへ行ってしまった。

 

 「ま、心配は入らないと思うわよ? 多分」


 ドラミクは他人事みたいに傍観している。

 大丈夫だよな……。


 「……俺からいくぞ? ディア、出てこい」


 スパンダの持っている本から光輝く狼のシルエットが現れる。

 次第に光は薄れていき今朝も見た灰色の毛のダイアウルフ、ディアの姿がそこにはあった。


 「おっ、可愛い狼だな。スキルとか見ていいか?」

 「構わんぞ」

 「やったー! ステータスオープン!」


 リズミカはディアの頭に手を乗せてステータスを、確認しているようだ。

 しかし、こちらからはステータス画面が見えない。

 どうやらステータス確認はやっている本人、いや、確認されている魔物本人には見えてるのだろうか。

 どっちにしても余り関係は無さそうだが、もし明日くらいに覚えてたら聞いてみるか。


 「よっし、ありがとう。じゃあ次は私の眷属ね!」


 リズミカは両耳についていたピアスを取り外す。

 片方は赤、もう片方は緑色をしている。

 どちらも透き通った綺麗な色をしている。


 「はい、これが私の眷属、【キラーピアス】ちゃん」

 「は!?」

 「おぉ、ちっこいな」

 「こんなのに眷属クラスの実力があるのかしら?」


 大きさにして米粒程。

 そんな小さなピアスはカタカタと振動を始めた。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ