表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/121

33:助っ人でもあり乱入者でもある奴

 「モミジ君。これは僕達に逆らうと受け取っていいんだね?」

 「あ、いや、そんなつもりは……」

 「当たり前だー! お前らなんかあっという間にやっつけてやるぞ!」


 デモンは勝手に話を進めていく。

 クーリもクーリで俺の話を聞きやしない。

 

 「では三日後、魔王戦争を開始しよう。それでいいな?」

 「いや、良くないっす。もっと平穏にいきません?」

 「モミジ、あなた面白そうな事になってるじゃない」


 デモンやアラクネではない少女の声。

 しかしこの声の持ち主は知っている。

 魔王集会でカイトと熱戦を繰り広げ、勝利した少女。

 ドラミクだ。

 ダンジョンの入口にドラミクがいる。


 「モミジ、同期のよしみでこの私も協力してやろうじゃないの」


 何か面白い物でも見つけたかの表情で、俺に協力を提案してきた。

 て言うかちょっと待て。そういえばお前も好戦的な性格してたな。

 てことはだ……


 「共にコイツらを倒すわよ!」

 「やっぱりそうなりますよねー!」


 戦う一択だった。

 おいおいどうすんだこれ。


 「二人で僕達とやり合おうってのかい? 面白い。どれだけ足掻けるか見せて貰うとしよう」

 「僕はやりたくないんでドラミクと勝手に戦争しててくれません?」

 「嫌だね、気が変わった。君が魔王戦争をどれだけやりたくなくても、強制的にやらせるよ。まぁ三日後を楽しみにしているよ?」

 

 そう言うとクーリは連れの魔王達と共にダンジョンを後にした。


 「モミジさん、戦わない選択は諦めて強く生きてください」


 妙に他人事な口調でアラクネに慰められた。

 ……過ぎてしまった事は仕方ない。

 何とか生き残る手段をこの三日間、考えるとしよう。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ