二話 計画 行程 準備
二日目の朝。
仕事に行く父から一冊の付箋のついた本を渡された、本の名前は「ツーリングまっぷる。」
「大観峰の場所は鉛筆囲って置いたから、後は自分で現在地を探して道順を作ってみなさい」
とりあえず、パラパラーっとめくる、どうやら、この本には、九州が載ってるらしい・・・本に九州・沖縄って書いてたorz
「帰ってきたらわからないとこを教えよう」
そう言って父は仕事に向かった。
簡単そうに言ってたもの、結構難しい。
地名はある程度書いてあるが住所の細かい所まで書いておらず、現在地を見つけても道がどういう風になっているのかわからず、結局、父が帰ってくるまで待つことに。
夜、父が帰ってきたので早速聞いてみた。
「道がわからん」
「ここは臼杵だから行くなら57号だろうな、ほら、この道だ。」
父は指さした。
これで、ある程度わかり現在地から10号線→57号線と番号の書いた道を追っていく。
ある程度の番号の書いた道をペンで引いていく。
一応、地図上では大観峰までたどり着いたので成功といえるのだろうか?
出来た物を父に見せた。
「後は、自分で時間だけだな」
「なるべく、早く出ようと思う」
「それが良い」
時間は・・・適当に起きてからにしよう、そう決めて眠りについた。