プロローグ:スイートピー
はじめまして!
白銀 桜と申します。
初投稿、しかも長編ですが、自分なりに頑張りたいと思います!
誤字脱字などあるかもしれませんが、温かい目で見守って頂けると幸いです!
ようこそ
いらっしゃいました…
ここは光の届かない暗い暗い闇の中
あなたのいる現実世界とは遠く離れた場所…
さて、私が今回お見せするのは「黒と白の物語」
え、私ですか?
ふふっ…時期にわかりますよ
さぁ…眠りに身を委ねましょう……
男は妖艶に微笑み、言った
お休みなさいませ
良い夢を………
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「先日、有名テニスプレイヤーの桜庭 白夜氏が原因不明の病により亡くなられました。
葬儀についてなど詳しい状況は入ってきておりません。
ご冥福をお祈りいたします…
さて、続いてのニュースです……」
テレビからアナウンサーの無機質な声が流れる
テレビの前のソファに一人の青年が座っていた
青年はテーブルの上に置いてあるリモコンを手に取り、半ば黙らせるようにテレビの電源をきった。
「兄さん………」
青年の吐いた言葉は深いしじまを震わせ、消えた…
ピンポーン
静かな部屋にインターホンが響く…
青年は立ち上がって笑みを浮かべた
「いってきます…」
返事は返ってこない
だが、青年の耳には「いってらっしゃい…」という優しい声が届いた気がした
青年は部屋を後にする。
零れ落ちた雫に気づかないフリをして…
「Presence〜存在〜」
プロローグ:スイートピー
花言葉:門出、優しい思い出
閲覧、有難う御座いました!
如何でしたでしょうか…
そして、プロローグタイトルはスイートピーでした。
毎回、違う花の花言葉にしようと思っております!
では、これにて失礼します…
今後とも作者、白銀桜と作品共々よろしくお願い致します。