神の猛攻
ボンボン王国が占領した星に突如閃光が走った。電流が走るバチッといったような音がする。ボンボン王国占拠軍(第32師団、第9師団 第2機械化軍団)が混乱に陥った。
神のボンボン王国に対する大攻撃が始まった。宇宙船より40センチ砲が絶え間なく打ち込まれた。この40センチ砲は電流により電気機器を破壊させる能力も持っている。早くも機械化軍団のレーダー射撃システムは無力化した。
そこに神の突撃軍がやってきた。もっともその背中より生えた白き翼でとび低空で飛んでくるのだ。
ボンボン王国は近接戦闘はさほど弱くない。しかし空から飛んでくるとは思わなかった。電流波がボンボン国兵士に直撃し黒き死体と化した。
ボンボン第32師団は3割が戦闘力を喪失した。また第2機械化軍団は無力化されたところを狙い撃ちにされ、近代的な武器は消滅し、歩兵だけになっている。
精鋭第9師団が守っていた地区はなかなか落ちなかった。またそこに第32師団と第2機械化師団の残党軍が加わった。7割が神 3割がボンボン王国だ。
ボンボン王国に情報が入ったのは輸送船が破壊され護衛艦がなんとか戻ってきてからだ。
ボンボン王国は援軍の派遣を決定したが、その前に神の宇宙戦闘艦が妨害をしているのだ。まずこれを消さなくてわ。
しかしその心配は消えた。別の方向で解決された。神に残りの軍が全滅させられたのである。
またボンボン王国が宇宙に配備していた高速監視用宇宙艇が4隻消えたのだ。位置的に神に消されたのだろう。ボンボン王国はその地区の破棄を決定した。
また同盟国フォチャースト帝国では、主力戦闘宇宙艦艇2隻と護衛艦艇10隻が神の国籍艦艇と戦闘状態に入った。
「射撃用意。もっと引き付けろ。直接照準。誤差0,2」「発射!!」フォチャースト戦闘宇宙艦艇から9本の光線が延びた。それは神が率いている艦艇に直撃した。
しかし大したダメージが無いようだ。逆に護衛宇宙艦艇が2隻破壊 戦闘宇宙艦艇が1隻大破した。
圧倒的な戦闘力を見せた神に太刀打ちできるのか?