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フォチャーストVS神  作者: 賀来麻奥
戦いの火蓋
3/31

人間界炎上ス

 神が人間界に襲来。

 【アサリオ陸軍】

「こちら第3任務部隊。A3より襲撃を受けた。全滅状態で囲まれている」ボルフマン大尉の率いる800名の部隊は(国籍不明の部隊=A3らしい)いまや2個分隊(24名)にまで減少していた。

 ここはアサリオ国。そんな国無い?当たり前だ架空の話だ。

 アサリオ国は少数の部隊しか持たないが1人1人の戦闘能力が非常に高い。「おかしいんだ。やつらM2機関銃を10発以上ぶち込んでも苦しむことは苦しむが死なねんだ。携帯用対戦車用ロケット砲を打ち込んでようやく殺せるんだ」ボルフマンが連絡していると、「隊長、敵が来ました」2等兵のバッチをつけた兵士が言った。「もはやここまでだ。各自突撃!!」ここで死ぬことを悟った隊長以下24名は銃や手榴弾または爆薬を持って突っ込んでいった。

 この国籍不明の国とは神である。そして突撃してきた兵士を見るなり、指揮官のオーディンが「おいでエンフラース」黒色で高貴な龍がやってきた。日本のように蛇のような龍でなくヨーロッパ方面のドラゴンに近い龍は兵士たちに口から蒼い閃光弾を吐き飛ばし兵士を蹴散らした。


 【アサリオ空軍】

 高度8000メートル 赤く空は燃えていた。そして皆さんが良く知っている型の戦闘機とSF系が好きな人の常識的な乗り物である円盤系の戦闘兵器が乱舞していた。マッハ同士の戦いでやや神が優勢で黒煙を吐きながらアサリオ国の戦闘機は落ちていった。

  「これより首都の爆撃に向かう。皆続け!!」神の航空隊指揮官らしき人が言った。30機ほど、他の円盤機よりふた周り大きい円盤が地上に向かい降下していった。対地上用兵器 ダルスターというやる気の無い星を連想させる兵器が地上に投下されていった。やる気を喪失したようにきらきら輝きながらその兵器は落ちていった。…マッハで。

 赤い線となった弾はアサリオ国のビルをなぎ倒し、人間を木っ端微塵にしてしまった。車やビルの壊れた破片は凶器となり死亡者を増加させた。のちにこの兵器は人間からロケット・ダイブスターといわれるのだが今はそれどころではない。


 アサリオ国は内陸国なので海は無い。わざわざ人間界に来て海上兵器を持ってくるのかが問われる。 もちろん否。空軍で十分だ。


 この攻撃は3日に渡りアサリオ軍を苦しめた。特に機械化が進んでなかった陸軍は壊滅的なダメージを被った。空軍は円盤を79機を撃墜。こちらの損失は120だからまだ良い。それより深刻だったのは町のほうだ。工場は破壊され、電気はストップし、町には遺体が転がっていた。

 アサリオ国他、87ヶ国が(全部は112国)神の襲撃を受け経済的いや全てにおいて崩壊した。


 神が人間国を攻撃したのはなぞだが、士気の向上のためだろうか?それはいまだ分からない。


 ここで無事だった25国の内10国が国際総合防衛軍を編成した。"復讐"を合言葉に…。


 

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