勝利に進め
トライセン惑星の破壊工作にしったぱいしたフェバンダーは軍事的な大ダメージを隠しきれないであいた。これに応じてボンボン王国がフェバンダーに占領されていた惑星を再占領しフェバンダーによる本惑星に対する脅威を取り除いた。
神は人間界占領の頓挫は事実上大したダメージではなかったが作戦で消耗した軍事物資などのほうが大きく、1部ではいまだ戦争反対派との意見で別れていた。フェバンダーに対しての措置は
「可能な限り支援をするが、敗北が決した場合は見捨てる」という決断を下した。そもそもあの国は勝手についてきただけであり最初からあの国なしで戦争するどころか、あの国も敵に回す予定だったのでどうなろうと知ったことではないのだ。
…しかし今となって敗北されては困るのだ。トライセン惑星で足を引っ張り挙句は手に占領される結果である。フェバンダーの功績は個々の戦果はともかく全体としては敗北続きなのである。
つまりは連帯的に動けていないのである。これは軍隊としては致命的である。
神は最悪の場合を想定しながら再び人間界に対する攻撃と本土周辺での惑星決戦の準備を進めていた。
一方フェバンダーの攻撃を跳ね返したフォチャースト帝国は3個支隊を派遣してそれぞれ護衛艦2隻と宇宙船用の護衛船1隻でフェバンダー軍の惑星を3つすべて占領したが、受けた被害は深刻だった。
機動力を生かして動く支隊に対し重機で吹っ飛ばした。幸い敵軍が少なかったもののどの部隊も1000名以上の損害を被っている。
しかしフォチャースト帝国はこの日よりスローガン"とにかく進め とにかく進め 勝利に進め"と各メディアを通じて大々的に広がった。"総力戦"という質量を進んで進んで撃破しようという思想である。
占領した3つの惑星にはトライセン惑星に比べると稚拙だがミサイル基地を設置し、マカドニア1個大隊を配備した。
人口アンドロイド搭載型のフォチャマカドニアVEーⅠ型の後継機であるⅡ型も配置された。1型が運動性を重視していたが今回はその機動性を犠牲とし、20センチ砲などは積まず30ミリ機銃を20丁装備しており掃討ようの兵器だ。最初は機動性を生かしながら機銃をぶち込むという思想だったが、それに耐えるだけの装甲を装着するとどうしても鈍重になってしまう。だからといって発動機を大型にするとコストが大きくなるばかりか、輸送などの運用の面ですら問題となる。
その結果機動性を犠牲として作成されたのがこのⅡ型だ。Ⅲ型以降は小型発動機を積む予定だが小型発動機がいまだ作成されていない。
7月10日 人間界に神が再び上陸を開始した。今回は通信妨害電磁波や誘導対戦車爆弾などといった新兵器が続々と送られていた。
一方フェバンダーは"総力"という物資によりある程度の兵器を新たに作成していた。
総力戦と徹底攻撃。それを尻目に他を攻める者と沈黙と途端動くという国がせめぎあったこの戦争で人間界はどうなるのか。神の目的は?ボンボン王国は動くのか?
ハァ。修学旅行の帰りの電車でトランプして負けた奴が好きな奴の名前とか、嫌いな奴とかのアレを言うんだが、俺は不得意で只の俺の暴露大会になっちまったんだ。3回くらい買ったかな。20回くらいしてこれという。(強制です)
それで好きな奴がいなかった(なんか最近睡眠欲しかない)適当に言っておけば黙るだろうと思っていった。
もちろんそれで終わるはずだった。
それを6時間目誰かが言いあがった。いや「T君」だけどさ。まさかそんなこというやつだとは。
掃除が終わり教室に入ると…視線。女子が後ろに集合…。
絶望感…。
教室にいたくない。特別教室でも単位は取れるんだがそんなとこいってもなんかアレだしな。どうすれば…。