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異世界に来てしまった私は気が付いたらドラッグストアをひらいていた。  作者: ありえ


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75 ピンもドロップ品

 ウッディさんの所へ行き、浴槽についての相談。

 定番の四角い浴槽が欲しいので、そういった物が作れるかを聞いてみると、ひとまずは作れるとのことだったが、水漏れや最適な木材や強度については試しながら作らないと分からないという事でどれぐらいの期間が掛かるかは分からないとの事だった。

 時間はある程度かかっても良いので、欲しい大体のサイズを伝えお願いする。

 代金についてはやってみないと分からないということで後払いだ。

 試作の材料費や製作費もこちらで払うことを伝え、お会いする時に相談しつつ浴槽作りを進めてもらう事となった。

 役場とウッディさんの所の用は終わったので店に戻り仕事だ。

 店に戻ると、ミリアちゃんの養子の件を担当してくださっているジェーンさんがいらしていた。

 ミリアちゃんと話しながら私を待っていたらしい。

 その話し合いに途中から参加したが、手続きが完了し引き取りが可能となったという報告だった。

 後で孤児院へ行き、その事を伝えよう。

 ミリアちゃんがソワソワしていたので今行っても良いよと伝えたが、キリッとした表情で閉店後で大丈夫ですと言われてしまったので閉店後送りに行く時となった。

 ジェーンさんを見送り、仕事を再開する。

 今日も混んではいるがみんなの仕事効率が上がったのかとてもスムーズで私のやる事が特に無い…。

 丁度ローテーションでお昼休憩に行くレジ担当だったアンナちゃんに購入者プレゼントで絆創膏とサージカルテープの配布状況を聞くと、思ったよりも絆創膏を選ぶ方が多いみたいだった。

 3日分のつもりだった絆創膏セットのストックも半分ぐらいになっているようで、お昼休憩後にそれを作ろうと思っていたそう。

 その話を聞いたので私もその作業をする事にしチマチマと絆創膏セットを作る。

 絆創膏セットを作ったり、店の様子を見に行ったり、ガーネットちゃんのお絵かきを見に行ったりしていると閉店時間だ。

 絆創膏セットは最終的に最初用意していた分の70%ぐらい選ばれていた。

 大体140セットぐらいかな。

 サージカルテープも冒険者に選ばれていたようだが、医療目的ではなく何かと便利そうと選ばれていたようだ。

 セロハンテープなどのテープが無いし、確かに便利そうではある。

 絆創膏もサージカルテープも販売して良さそうだ。

 絆創膏は小分けセットを作ってからの販売になるので、明日からの販売は難しいが、サージカルテープなら袋から出すだけで無限なので明日から販売しようと思う。

 ネット包帯や包帯も需要が分からず販売していなかったが、これもとりあえず販売しても良い様な気がする。

 購入者プレゼントの景品に追加と明日から販売しよう。

 閉店後作業や給料を渡し、ミリアちゃんと孤児院の男の子達を送りに行く。

 院長先生に手続きが完了した事を伝え、引き取りの日について相談し、日曜日に引き取ることとなった。

 当日はミリアちゃんをお休みにして、必要な物などを揃えて貰うことに。

 家へ帰り夕食時にミリアちゃんの妹ユリアちゃんの引き取り日をみんなに報告し、来週の水曜日に歓迎会バーベキューをする事になった。

 道具などの準備はもうしてあるので、当日バーベキュー以外の食べ物をアビーさんの所で買うぐらいだ。

 夕食後に"フューチャー"の皆さんが昨日まで行ってたダンジョンでのドロップ品の鑑定をする。

 その中で鑑定しなくても分かる物があった。

 真っ白なボーリングのピンだ。

 しかし10本は無く6本だった。

 オリバーさん達の話を聞くと、以前つみきをドロップしたゴーレムが木材をドロップするらしく、このピンはよく燃える薪として使われているそう。

 ドロップする数は1〜3本らしい。

 穴が空いているボール(ボーリング玉)がドロップしないのか聞いてみると、たまにドロップするみたいだ。

 しかし投擲武器にするには不便でこれも燃やす木材として使われているそう。

 ここでのボーリング玉は木材なのかウレタンやポリエステルなのかは分からないが燃やす燃料になっているみたいだ。

 ピンをあと4つと玉があれば遊具になる事を伝え、今後ゲットしたらみんなで遊ぼうという事になった。

 木材系のドロップ品は基本的に燃やす為の燃料としてしか使われていない為、荷物になり捨ててしまう事も多いそうで今回もいくつかは捨ててきているそう。

 木材を鑑定してもらうのも悪いと思い、よく燃える薪として売れるボーリングのピンと前回子供が遊べると分かったつみきしか木材系は持って帰ってきていない様で、今後は使えないと思っても持って帰ってくる事になった。

 使い方を説明すればここでも販売できるし、売れた代金は持ってきてくれた"フューチャー"のみんなのものにできるしね。

 前回持ってきてくれたつみきも燃やす木材として使われていたみたいだし、もしかしたら他にも遊具だったり使えるものがドロップ品であるのかもしれないしこちらとしては見てみたい気持ちもある。

 そして他の物を見たり、鑑定をしていく。

 前回見せてもらった時にあったライターも5本あり、使用回数とか違うのかと思い鑑定したがどれも使用回数は20回だった。

 この使い捨てライターだと使用回数は20回と決まっているようだ。

 他にはポーチが2つあり前回同様の化粧ポーチが1つとメディカルポーチが1つだった。

 このメディカルポーチはポーションや薬系なら無限にしまえる物だ。

 ポーチよりも小さい小銭入れもあり、これはお金なら無限にしまえる物だった。

 この小銭入れは4つドロップしたようで2つ貰ったので自分用と食材とかを買うヒカリちゃんが持つことになった。

 大きな魔道具は今回出なかったようでポーチや小銭入れとライターぐらいだったそう。

 その代わり魔石が沢山あるようで、幾つか冷蔵庫に入れてくれた。

 ライターは魔道具屋で買い取ってくれるようだがあまり高く売れないそうで出来ればここで売りたいとの事だった。

 もちろんオッケーだが、シンディーさんに役場に確認してから販売した方が良いと言われ、確認してからという事になった。

 私の中ではただの使い捨てライターだが、ここでは火のでる魔道具だ。

 魔道具の販売に何か手続きが必要かもしれない。

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