↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に来てしまった私は気が付いたらドラッグストアをひらいていた。  作者: ありえ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/181

39 洋服を見に行く

 購入者全員プレゼントのイベント最終日の日曜日。

 今日の作戦は、最初からレジ4ヶ所で右側2つがトイレットペーパー単品や、トイレットペーパーを含む買い物の人用のレジにし、左側2つはトイレットペーパー以外の買い物の人用のレジにした。

 購入者プレゼントのトイレットペーパーを選ぶ人も右側レジでお願いするつもりだ。

 補充や商品説明の担当がそれを声に出してレジへの誘導をするようお願いした。

 そして、私は倉庫に引きこもり、トイレットペーパーをひたすら出したり10ロールセットを作ったりする係。

 昨日準備していた分もあるが、昨日並にお客さんが来ると大変なので、今日もその作業をする。

 今日は新人のシンディーさんがお休み予定だったが出勤してくれることになったので、私は午後は少し孤児院のイベントの洋服の販売会をガーネットちゃんを送りつつ見に行くことにした。

 オープン前に列が出来ているか確認をすると隣の肉屋より少し手前で列が終わっていたが、伸びる可能性もあるので、U字にするまで外で誘導をする事にし、マイケルくんを配置する。入口担当はフランクくん。

 今日も元気にオープンだ。

 昨日同様トイレットペーパーが爆売れだ。

 10ロールセットを買う人が多い。

 それを見た人も買ってみようかなと2ロールをついでに買ってくれる人と全員プレゼントで選ぶ人も居た。

 トイレットペーパーの購入が有るか無いかでレジを分けたがそれによって効率は良くなった様に見える。

 そしてトイレットペーパーは棚に並べるのを一度辞めて、レジでの注文にしたので棚に並べる時間をカットし、その分10ロールセットを作る人が増やせたのも良かったと思う。

 これらはトイレットペーパーフィーバーが終わるまでは続けようと思う。

 昨日の忙しさがあったおかげで対策も出来、ゆとりもある。

 なので、予定通り孤児院の洋服販売を見に行けそうだ。

 ガーネットちゃんとお昼を食べ、従業員に何かあったら孤児院に居るから来てねと伝え、出発する。


 孤児院に着き、ガーネットちゃんも一緒に見たいという事で一緒に見て回ったがクオリティが高い。

 製作者の皆がきっちりしているのか、縫い目も大体均等でミシンの均等とは違う良い感じの味がある洋服や小物もあった。

 もちろんミシンで作製された物もあったが、部分的だったり、一部の商品だけだった。ミシン1台だからね。

 製作者によってブランドロゴの様な刺繍が入っていてそれも分かりやすい。

 洋服のデザインは現代日本風の物とこっちの世界風の物と色々あった。

 女性の洋服はワンピースが1番多い。

 上下分かれている洋服もあるが、値段的にワンピースを買ったほうが安いから需要があるのかもしれない。

 ガーネットちゃんには給料を払っていなく現物支給にしようと思っているので欲しいものがあったか聞くと、ポシェットと1着のワンピースが欲しい様でそれをプレゼントする事にした。

 緑色のスライム型のポシェットと花柄のワンピースだ。

 ポシェット3000イエン、ワンピース7000イエンの合計10000イエン。

 子供服と考えると高く感じてしまうが、手作りと考えたら安いのかもしれない。

 私もワンピースを買い、皆にはお土産にシュシュを買う。

 ガーネットちゃんはすぐポシェットを使うという事でワンピースを預かりガーネットちゃんを孤児院に預け帰宅する。

 

 店に戻り、残りの時間は仕事をする。

 私が居なかった間もトラブルは無かったそうで一安心だ。

 夕方に役場の職員シーナさんがご来店されたが、忙しい店の様子を見て明日午前中にまた来るという事になった。

 今日の営業も無事終了し、売上を計算すると約金貨124枚。

 皆に給料とボーナスを渡し、ガーネットちゃんのお迎えだ。


 孤児院に行くと院長先生から少し話があるという事で聞くと、従業員として通いで2人雇ってもらえないかと言うことだった。

 どうやらうちで働いてくれているマイケルくん、トールくん、フランクくんと一緒の冒険者チームになりたい子が居て、今も週に1回近場で採取系の依頼をチームで受けたりしているみたいで、うちの給料が高いせいで収入格差になっていて、冒険者になる時に、防具などで差ができてしまいそうみたいで、フランクくん達から相談されたそう。

 フランクくん達からは言いづらいと言う事で院長先生が聞いてみるということになって、その話をされた。

 院長先生も言いづらかった様で、厚かましい話なのですが〜、空きがあればでいいんですけど…という感じだった。

 こちらとしては問題は無いので、その子達にも来てもらう事にした。

 今は3人中2人が来ることになっているが、今後は5人中3人が来ることになる。

 話が終わり院長先生から挨拶させますという事でその2人に会う。

 アンドレくん13歳とジョンくん11歳だ。

「「よろしくお願いします! 一生懸命働きます!!」」

 元気な挨拶をしてくれた。

 働いてみないと分からないが良い子達そうだ。

 院長先生からこの話を聞いて分かったのが、この話があったからあの3人の様子が少しおかしかったという事。

 なんとなくソワソワしていたり不安そうにしたりしていた。

 いつもなら送っていく時も雑談しながらだったのが昨日も今日も静かだったしね。

 まあ言いづらいよね。

 給料が高いんで働かせてくれって事だしね。

 個人的には働きたい理由が給料が高いというのは長く続く子が多いと思っている。

 分かりやすく、明確な働く意味だからね。

 こちらこそよろしくと挨拶をしてガーネットちゃんと帰宅する。


 家に帰り、夕飯の時に新しくアンドレくんとジョンくんが働くことを伝えたが、みんな的にも問題無さそうだ。

 そして洋服販売会のお土産を渡す。

 みんな喜んでくれて良かった。

 ガーネットちゃんは洋服をみんなに見せる為にいつの間にか着替えていたのでみんなに可愛いって言ってもらえて満足そうだ。

 ずるいってなったらどうしようとも思ったが、ガーネットちゃんが「ぼーなすなんだよ!」って言っていたので、納得したようだ。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。