ギルドへ
「テルヌーラ。疲れてない?」
「はい大丈夫ですセレーネ様。」
私の眷属であるテルヌーラは何百年も前に封印されていたため、いきなり外に出されて困惑しているようだ。それで、遠慮がちになるのは分かるが、私をもっと頼ってほしい。不満を浮かべながら休憩を取りながら歩いていくこと3日、ついに町についた。念願の町へに到着すると、私は興奮が止まらなかった。その興奮を冷ましてくれたのがテルヌーラだった。
「あの、セレーネ様。町へ付きましたが何をなさるのですか?」
「ああ、冒険者ギルドに登録するんだよ。年齢制限が無いし登録料も特にかからないからね。」
「えっギルドって普通、登録料かかるんじゃないんですか?私の時代では普通に登録料かかっていましたけれど。」
「うーん私も詳しくは知らないけどここ最近モンスターの活動が活発になったみたいで、それでモンスターを討伐する冒険者が不足して、誰でもいいから来てほしいていう状態になって、無料になったっぽい。年齢制限が撤廃されたのもそれが理由。まあ、試験はあるけどね。」
「なるほど。お勉強に成りました。」
スキル図書館での貸出機能でこの町の地図を貸してもらい無事冒険者ギルドについた。
ギルドに入ると、案の定ガラの悪そうな屈強な男が座っていた。
二人が入るとその男たちのリーダーらしき男が
「おい、ここは女子供が来るところじゃないんだよ。さっさと自分のお家へ帰れ。」
と怒鳴った。
「あら、ギルド登録に性別は関係無いはずだったけれど、貴方頭おかしいの?病院言ったほうがいいんじゃい。」
すかさず、私は小馬鹿にしたような笑みを浮かべて皮肉った。
「ガキの癖にバカにしやがって。野郎どもやってやれ。」
「了解しました。兄貴。」
「はいおかしら。」
「切ったん切ったんのボッコボコにしてやる。」
「いや、見たところ二人とも面がいいから、傷つけるなよ。価値が下がる。ガキの方は好塚の貴族に売って、女の方は俺達がたっぷり楽しんで、その後に娼館にでも売っぱらえばいい。」
おかしらや兄貴と呼ばれた男は、そういうと周辺にいた男たちが一斉に私とテルヌーラがいる方に走っていった。
「テルヌーラ。壊さない程度に優しくやりなさい。」
「はい、セレーネ様。」
命令を受けた彼女は、次々と飛びかかってきた男どもを気絶させていく。それに焦ったのか、男どもは彼女を取り囲んだが瞬殺される。一瞬の内にリーダー格の男以外が全て気絶すると、そのリーダー格の男が言葉を発する前にテルヌーラは気絶した。
その時に大きい音がたったのかギルドの奥の方から足音がした。
「これはいったいどういうことよ。」




