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閑話 アルキット視点

やあ皆さんこんにちは。僕の名前はアルキット。一介の腰巾着だよ。

えっ、悪役がカッコつけてるんじゃないよだって?世の中の悪役の大半はカッコつけてるよ。

それに、僕のポジションは悪役じゃなくて、悪役のフリをするお助けキャラだよ。

(↑何がお助けキャラだよ。たちが悪いだけの腰巾着じゃないか。)

おい()うるさいぞ。腰巾着なことは認めるが、一言多いぞ一言

(↑いっていることが翠藍と同じだな。)

なんで俺があんな性悪ヒステリー女と一緒にされなきゃいけないんだよ。あいつは悪役なの。

(↑だからといって、あの態度は無いんじゃないか?お前の言う性悪ヒステリー女にとってはあれが正義だったんじゃないの?)

おい、いま何つった。

(えっ)

今何つったっていっているんだよ。

(お前の言う性悪ヒステリー女にとてはアレは正義なんだよ。)

アン、お前がいったのは、性悪ヒステリー女にとってはアレが正義なんだよっていったんだよな。

(そうだけど、君耳遠くなった?休んだほうがいいよ。)

あのなぁー俺がこの世で一番嫌いな言葉は正義だ。正義があるから、今でも戦争は終わらない。人が死んでいく。というよりは、俺は人間が一番嫌いなんだろうな。人間が理性的な生き物だから、正義という自分を肯定する感情が生まれたんだろう。理性的な生き物なんて自分のいっていることが正しいと信じ込んで生きるために争うのではなく、私欲のために争うんだよ。だから、俺は人間が嫌いだ。


そうつぶやきながら、アルキットは出ていった。残された()は、他に人がいないことを確認すると、天使の姿へと変わった。そう()の正体は、翠藍と同じ、四人の天使の一人なのである。しかし、誰もこのことに気づいていなかった。

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