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くだらない私の日常 新人なろう作家の日常妄想系エッセイ

雨上がりに祝福を

明日は絶好の雨上がりの日曜日。


いつもとは、ちょっと違った日にしませんか?


 こんばんは。聖属性エッセイスト、ひだまりのねこです。


 

 本日は雨のところが多かったのではないでしょうか。


 明日は晴れ間が出て、素敵な雨上がりの日曜日になりそう。


 とてもロマンチックな光景が期待できますが、せっかくのタイミングですので、私からちょっと視点を変えた雨上がりの楽しみ方を。


 少しだけお付き合いくださいね。




 本日のエッセイでもちらっと書きましたが、明日は、雨上がりでミミズさんの生き残りをかけた命懸けの旅が始まります。ロマンです。スペクタクルです。


 ミミズさんがなぜ、安全な地中から外へ出てくるのか? 様々な説がありますが、まあ単純にわかりやすく言えば、雨水によって地中では酸素が吸収できなくなり苦しくなるからですね。(諸説あります。種類によっても違います)


 さらに暑くなってくると、土壌が熱せられて、体温調節が出来ないミミズさんはやはり命懸けの逃避行を開始するのです。


 雨と、高温。二重苦によって、条件の悪い土地に暮らす庶民階級のミミズさんたちは、生き残るために、一か八かの大勝負に出るのです。ほとんどの場合は、失敗して屍をさらすのみ。


 だから、みなさま、もしチャレンジに失敗したミミズさんを明日発見したら、どうか助けてあげてほしいのです。触れないという方は、せめて心の中でその勇気に拍手とエールを送ってあげてくださいね。



 そして、ミミズさんといえば雌雄同体。雌雄同体といえば、ご存じカタツムリさま。


 彼らも雨上がりの主役たちです。よく紫陽花の上で見かけるので、紫陽花の葉っぱを食べるのではないかと思われている方も多いかもしれませんが、紫陽花の葉は有毒なので食べません。


 カタツムリさまは、様々なものの表面に生えている藻類を食べています。よく移動しているカタツムリさまは、ただお散歩しているのではなく、同時にお食事と排泄もこなします。


 自由に性別チェンジが出来て、気ままに食べ歩きしながら排泄。ある意味で理想の生物、それがカタツムリさま。人間だったら、かなりハイレベルの自由人間違いなし。


 おまけにコンクリートを食べて、殻をクリエイト。自分の家を作れるのです。完全にチート系主人公です。ありがとうございます。


 さらに、コンクリートを食べるといえば、ダンゴムシ男爵。彼らもまた、雨上がりの主役の一人です。


 ダンゴムシ男爵にいたっては、コンクリートから、全身甲冑を作り出せるのです。まさにファンタジー。当然、私がこの有用な生き物を見逃すはずもなく。


 我が領土には、テイムしたダンゴムシ装甲騎士団が3個師団常駐していますよ、ふふふ。



 せっかくの雨上がりです。明日は彼らのたくましい姿を探してみてはいかがでしょうか?


 きっと壁や塀に散開している雄姿を見ることができることでしょう。


 

 雨上がりには、どうしても上を、空を見がちです。


 でもね、たまにでも良いので、足元にも目を向けてみてください。


 小さな命が織りなす素晴らしい光景が広がっているのですよ。


 明日は皆さまにとって良い安息日となりますように。


 雨上がりに祝福とこのエッセイを贈ります。

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i566029
(作/秋の桜子さま)
― 新着の感想 ―
[一言]  はい! はい! ミミズさん助けてます。 遊歩道でジタジタしているので草むらによけます。   かたつむりさんも助けます。 どっちも遊歩道にいるから自転車に轢かれるんですよ。 
[一言] 昔はカタツムリ大好きだったなぁ。 そこら中にいたから、よく捕まえてた。 親がすぐに逃してたけど笑 性別が自由に変えられるっていいですよね~。 たらこも早く性別をたらこにしたいです。
[良い点] 何故かミミズはあまり見なくなりました。 近所に土はいっぱいあるので、単純に見える場所を移動していないのかもしれません。 ミミズはともかく、カタツムリは色んな寄生虫やら菌やらがいるらしいの…
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