『最後のキスは始まりの序曲』
『最後のキスは始まりの序曲』
降りだした雨の中を
差し出された傘も受け取らずに
歩き出した
分かってる
優しくされると
そでにしたくなる
めんどくさい
私
けんかしたいわけじゃないのに
意地悪してしまうのは
好きの裏返しって言うけど
そんなのは
言い訳なんだね
でも
笑っちゃう でしょ
今あなたの事を考えているの
これが最後のキス
愛しかったあなた
百万の夢が叶うより
一つの望みを選んで
愛を知るの
今さらかも
しれないけど
知っていてほしい
素直な気持ち
あなたに会いたい
抱きしめ合える喜びに
あなたが何気なく持ち出した
友達の名前が水を差した
堪えようとしたけど
絡めてた指を
振り解いて
しかめっ面を枕にうずめた
バカ
すれ違ってたわけじゃなく
ただ私が甘え過ぎただけ
優しいあなたを怒らせては
意地を張って
噛みついてた
ねぇ
おかしい でしょ?
同じ失敗の繰り返し
これが最後のキス
愛しかったあなた
百万の夢が叶うより
一つの望みを選んで
愛を知るの
今さらかも
しれないけど
知っていてほしい
素直な気持ち
あなたに会いたい
相手を好きなのに、素直になれなくて上手く行かないという、切ない女心を、歌詞にしてみました。
こういう性格を、心のどこかに持っている人は、「分かる、分かる。」と。共感できるのではないかな、と思います。
女性だけでなく、男性だって、こんな態度を取ってしまう事、ありますよね。
この歌詞の執筆に当たっては、文字数を揃える事をあまり意識しなかったので、各パートの文字数は幅があります。
曲を付ける場合は、メロディを少し変えるか、早目に歌い出したり、遅めに歌い出したり、もしくは、早口で歌ったりなど、歌詞を曲に上手くフィットさせる工夫が必要です。