第二十九話 チビちゃん達、外に出る。
遅刻してしまいました。すみません。m(_ _)m
今日は蘇芳と瑠璃を連れて外に出てみようと思う。
瑠璃がいくら紫外線に弱いからって、いつまでも家に居て太陽の光を浴びないと、蘇芳も瑠璃も健康面が心配になってくるからな。
始めは紫外線の量が少ない朝方の数時間に出るが、この森は日陰が結構多いからそのうちお昼も出られる様になると思う。
『蘇芳、瑠璃、起きろ。今日外行くぞ。』
『うーん、、、』
『行くっ!』
おう、蘇芳は朝から元気だな。瑠璃はちょっとまだ眠かったか。早朝だからな。
『おう、そうだぞ。今日はちょっと狩をしようと思ってな。それで蘇芳も瑠璃も連れて行こうかと思ったんだが・・・・』
『『行くっ!!』』
あ、瑠璃が起きた。
『飛べるか?』
『うん、飛べるよ!』
『ちゃんと飛べるっ!』
おう、頼もしいな。
『『見て!飛べたっ!』』
ちゃんと飛んでる。初めてなのにな、やっぱりスキルの力は凄い。
『よし行くぞ』
それから少し飛び回った後、今度はスキルを教える事にした。
取り敢えず、攻撃に使えるスキルは魔力消費の少ない《属性纏衣》と《嘴術》にする。
後、《気配隠蔽》と《隠密》も教えておくか。教えていて損はない。
『よし、蘇芳、瑠璃、お前らに今からスキルを教える。』
『え、何を教えてくれるの!?』
『知りたい!』
『《属性纏衣》《嘴術》《気配隠蔽》それから《隠密》だ。』
『『おおー!』』
そしてスキル取得訓練が始まった。
が、
あっさり終わってしまった。
うちの子超有能。
俺の時は《異世界転生者》の称号があったから、直ぐに取得出来たが、スキル取得の補正が何も無い状態でこれは凄い。直ぐに取得した。センスがあるんだろうな。
『よし、じゃあ取得したスキルを使ってみるか。の前に、ちょっと待っててな。大人しくしてるんだぞ。』
《気配感知》
お、二つ。
気配のする方へ飛ぶ。
いたいた。
初期の頃に世話になったラットである。
速やかに近寄って、首根っこを強めに握る。
よし、気絶したな。
二匹とも気絶させた俺は、それを持ってさっさとチビちゃん達の所に戻った。
『それ何ー?』
『何ソレー?』
『ラットだ』
そして二羽の前に置く。
『気絶させてはいるがまだ生きている。復活して攻撃される前に殺してみろ。』
命を刈ることに対して、抵抗があるかどうか調べたいのだが・・・・
『こう?』
『多分こうだよ。』
・・・抵抗は全く無い様だな。
ちょっと複雑・・・・
可愛いのに血塗れなウチの子・・・
まあ俺はそれ以上に血塗れだと思うが。
『あっレベル上がったー』
『いくつ上ったー?』
『ふたつー』
『あっ、一緒だー』
『ほんとー』
まあ本人達が良いならそれで良いんだが。




