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バッドエンドは認めない

さてはじめますか

プロローグ


「そこのオタクの青年ちょっとわしらの頼みを聞いてくれんかね?」


その声に振り返るといつもの町が消え神殿らしき場所に変わっていた。


青年が混乱したまま「ここって神殿みたいだけどだとしたらあの人たちは神様か神官のたぐいってこと


で」などと考えながら固まっていると「大正解ここは神殿で僕たちは君たちが言うところの神様です」


と子供にしかみえない女神が言うと「もっと正確に言うと新神の次元世界管理者じゃな名無しのな」


と老人の男神が付け加えると「それは言わなくてもいいじゃないか、あと君僕がまだ新米の神で名無しだ


けどさっきから頭の中で子供あるいは子供神を連呼するのはやめてくれる失礼だよ」と女神がいった。


「えーともしかして頭の中筒抜けですか神様の力で」と俺がいうと「だから失礼だっていてるだろ子供に


しか見えないとか子供神降臨とかやめろって言ってんの怒るよ」といってにらんできたが「見た目が子供


なので迫力がないなかわいいとしか見えない」などと考えていると「まあそんな風に見ないでやってくれ


るかの話も進まんしそんななりじゃが仮にも人間世界での修行を卒業した先輩なんじゃからな」と男神が


話しを進めようときりだした。


じじ神(名前がないので好きにし呼べといわれたので)が「さてわしらの頼みなんじゃがおぬしの生きて


暮らしてきた世界と表裏世界ともいうべき世界を救ってほしいのじゃ」と言うとC神(チャイルドから


とったことは気づかれなかったようだ)が「あなたのいた世界を仮に世界Aとでもよびましょうかもうひ


とつの世界を世界Bとよびましょうかねそのほうが理解しやすいでしょうからいま世界Bはバッドエンドに


向かって進んでいるの世界崩壊レベルのね単一世界なら何の問題もないのだけどこと世界Bに限っては話


は別このまま世界Bが崩壊したら世界Aもジエンドになるなぜか説明するとAとBはコインの表裏のように存


在していて二つでひとつの次元世界なんだだから」とそこまで言ったところで沈んだ表情を浮かべると


「このこと先言わずにこの先を言うのはフェアじゃないから先にいうことにする単刀直入言うと世界Bの


為に死んでもらえないかってことなんだ」といってうつむきながら続けた「本当死ぬわけじゃないけど世


界Bに拒絶されないために君に与える力のせいで世界Aには二度と戻れないのに君の存在を安定させるため


に世界Aでのいわば君の痕跡歴史を消さなきゃいけないんだ」とそこまで言って黙り込んでしまった。


じじ神は「そんなわけなんじゃが行ってくれんかの青年よ頼む」と頭を下げた。


俺は「頭を上げてください神様たち俺みたいなオタクで人生舞台の大根役者に最後にメインの主人公役名


勇者なんて役を下さったんですこっちが感謝するぐらいですよ」と言うと


C神「失敗したら本当に死ぬんだよ誰からも感謝されないかもしれないんだよ」と涙で顔をぐしゃぐしゃ


にしながら聞き返した。


俺はC神の頭をなでながら「ほかの誰かに感謝されなくても神様たちが感謝してくれてるじゃないですか


それだけで今は十分ですよ」と言うとC神とじじ神は「「何でかんがえてることがわかったのじゃ」」と


はもるように言った。


俺「話の途中俺がこの頼みを受けるってわかったんでしょ二人のまとわれてる感じから謝罪と感謝が混


じって感じ取れましたからねそれでですよ」と言うとじじ神「おぬしなぜそれをもっとうまく使わなかっ


たんじゃそうすればわしらと出会うときがこなかったのに」と惜しむじじ神に俺「過去を悔やんでも取り


戻せるわけじゃありませんし今は先の為に考え行動しませんかじじ神様」とうながすとじじ神「たしかに


そうじゃなそうときまればどうする別れを告げたい相手がおれば時間をやるが向こうへ渡るのはA世界の


物をここに残していけば今すぐにでも行けるがどうするね」とたずねてきた。


俺「告げる相手がいるわけでなしオタトモ達もすべてがすんでからで問題ないしあとは残していくものな


んですが逆に何が持ち込めないのか行ってもらえるとありがたいです」というとじじ神「わかったまずは


ぶき類・貨幣・科学文明機器こんなところじゃな着衣装飾品はそののままでも大丈夫じゃ」とあげていっ

た。


俺「そうですかそれじゃ買ったばかりのこのレアスマホもだめなんですね」といってポケットの中から数


日前に買ったばかりのスマホをとりだすとじじ神「すまんがそのスマホじゃったかそれを見せてもらえん


か?」と頼むので渡すとじじ神、「うそじゃろなんでこんな機械にぶつぶつ」とつぶやきだした。


C神、「どうしたのそのスマホとやらがなにかえーなんでなんで始祖神さまの力がそんな機械から感じら


れるのよ」と驚いて叫んだ。


「どうかしたんですか俺のスマホそれに始祖神様って?」と尋ねるとじじ神&C神「「これどこで手に入


れたんじゃだ」」とまたさけぶので俺「秋葉の路上のスマホ屋でレゲーみたいな格好のおじいさんが普通


に売ってたんですけどなんか妙に惹かれたんで買ったんですけどなにか?」と俺が言うとC神「君のあっ


た人たぶんだけど最初の神様始祖神様ってお呼びしている方なんだけど君が行くことになるっておわかり


になってやさしいお方だから何か持たせてやろうとなさったのね」といった。


俺「でもこれ機械だからもちこめないのでは?」と聞くとじじ神「とんでもない始祖神様の力が宿ってい


るなら関係なく持っていけるぞすべての世界を創造されたお方じゃその力を拒むことなど始祖神様ご本人


しかありえんよ」と言うが俺は首をかしげながら「でも素朴な疑問なんですがスマホ一つでどうしろとい


うんでしょうか?」と首をかしげるといきなりスマホにメールが届いたので見ると


旅立つ君へ

こんなスマホひとつで何ができると疑問に思っておるようじゃが心配はいらんそれはわしの力でおぬし専


用の万能の可能性をを秘めた神器じゃおぬしの願いを悪しき欲望でなければほとんどかなえられるように


設定してある試しにお望みの武器でも出してたらどうじゃやり方は簡単頭の中でその武器を思い描きその


武器の名を口にするだけじゃ


俺「なんかどこからか見ていらしたみたいでそれで武器出せるから試しに出してみろってメールに書いて


あるので「試しにやってみますね」と一言ことわってから「いでよ、グングニル」と言ったのでC神はあ


わてだし「おまえそれはまずいって」と言うのだがすでに青年の目の前には青年の背丈ほどもある槍が出


現していた頭を抱えるじじ神は「青年なぜそれを出したんじゃ」


そう聞くじじ神に青年は「一度見てみたかったんです必中の大槍神槍グングニルを」と言ってにこりと笑


うと出したグングニルを消してじじ神に財布を渡すと「それじゃ行きますかもうひとつの地球へ」と覚悟


を決めた表情を浮かべる青年にじじ神は「解った覚悟を決めたお主に知識と力をそして星の加護を与えよ


う」と言って手をかざすと青年の体に力がわいてくる青年は自らにわいてくる力を確かめるかのように両


手を動かしていると「今与えた力はお主にまだ定着しておらんが向こうに着くまでには定着するから安心


せい」と言って青年に微笑むじじ神、青年の前に道を生み出すと「君が使命を果たしてここへ来る日を


待っているからね」と言って顔を背けるC神、青年は歩き出す目の前の道をこの道の先にある世界を救う


ためにいまはただひたすらに。

主人公の名前でませんでしたね

次回もうひとつの地球


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