君と私と笑顔と別れ。
ばか。
君と、私がお別れする時が来るのかな。
今。辛いよ。
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これから最悪な毎日がはじまる。
君とあの子が目に入る。
私はそれを見ないフリする。
それだけじゃ、何も変わらないこと分かってるのに。
あの子は可愛らしくて、素直に色んな事言えて、私とは正反対で。
君は、その子のことが前まで好きだったんだ。
私があの子より可愛くない。君はあの子の事を好きになっても仕方ない。なにか、理由をつけて、逃げてた。
ねぇ、私に好きって言ってよ。
何で言ってくれないの?恥ずかしいから?
…………………もし別れたら?
別れたら、もう何も言えないんだよ。私は、大好きなのに。
ずっと好きって言ってたいのに。
別れたくないのに、今のままじゃ、私くじけそうだよ。
どれだけ伝えても、泣きわめいても、醜く叫んでも、それが君には伝わらないんだ。
伝わって欲しいのに。
君はどうして私に、好きって言ってくれないの?
なんで、君の情報はいつもあの子の口から聞かなきゃならないの?それが、もう嫌なんだよ。
君はどれだけ私が泣いたか知ってる?…………こんな重たい事言ったら、君は引くんだろうなぁ。
ごめんね、私ばっかりな思考で。
でもね、恋してる時って、自分に溺れちゃうんだ。
そして、君にも溺れちゃうんだ。
だからさ、私が別れようって言ったら君はどう思う?
いーよ、って思うの?
それとも、
やだよ、って思うの?
その答えが私は知りたい。聞いたときに、すぐ黙る癖も、好きだよって言うと、赤くなる癖も。
前に立って考え事する時、頭を掻く癖も、全部好きなんだ。
だからさ、今度話すときは私、君に沢山の笑顔を向けるね。
いつ、お別れが来ても後悔しないように。
…………………最期の時が来ないといいな。