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13.「どっちがどっち?ゲーム」を止めさせるたった一つの方法~補正撃破編~

生徒会が設置している【御意見箱】に、ショタっ子双子の「どっちがどっち?ゲーム(?)」の苦情が日に日に増していると、まどかさんと未那さんが愚痴りました。

ゲームならともかく、現実ですると済まさないといけない用事や部活動がある人たちにはとっても迷惑な話。

生徒会役員が自らそんなことをしている現実に、生徒会長は青筋を立てて説教をしても、肝心のショタっ子双子は右から左に聞きながし、どこ吹く風なのだとか。

生徒会役員(男子)と生徒会顧問は全く役に立たないので、その人たちは今日の放課後にある生徒会活動を休ませ、生徒会長とまどかさんと未那さんで『どっちがどっち?ゲーム(?)をめさせる対策会議』をするそうです。


そしてなぜか今日の放課後、私も未那さんによって生徒会室に引き摺られて行きました。

生徒会室に着くと、まどかさんと生徒会長が高速の勢いでたまりにたまった生徒会の仕事を片付けていっています。

未那さんによると、生徒会活動を月に一回以上は生徒会役員(男子)を休ませ、彼らが本来する仕事をまどかさんと生徒会長で片付けるそうです。

生徒会長とまどかさんは、奴らの一ヶ月分の仕事を一日で片付け終わることができるみたいです。メイン二人+未那さんで機能している生徒会って一体...


どうやらあのショタっ子双子は、私に興味があるみたいです。生徒会長によると、私の天敵荻堂一真による『神無月愛梨語り』で興味を持ったとか。迷惑この上ないことですね。一体何を言ったんだろう?「近くにいい八つ当たり用の道具サンドバッグがあるぞ」とか言ってそうです。いい加減、暴言を好き放題言うために私に近づかないでもらいたいものですね。


ショタっ子双子

・東宝院朝陽と夕陽

・朝陽が兄で、夕陽が弟

・自分たちが話の中心にいないと気がすまない

・自分大好きなかまってちゃん。そして、いつも周りが迷惑をこうむ

・生徒会書記

・どれだけ、暴飲暴食しても太らない

・西咲学園にて、誰かれ構わず『どっちがどっち?ゲーム(?)』をしかけてくる問題児

・本人たちは、学校内で自分たちが行う『どっちがどっち?ゲーム(?)』が大流行していると思い込んでいるが、実際には彼らのファンクラブの女子にしか好意的に受取られていない

・『どっちがどっち?ゲーム(?)』は、先生方からも問題視され(部活動をする生徒の邪魔する行為なので)、双子と彼らの両親に再三注意しているが、める兆しが一向にない

・裏ではウザと呼ばれている

・最近は荻堂一真の影響により、神無月愛梨に興味を持つ

・双子たちは自分たちのどちらかを見分ける人はいないと思っているが、実際は見分けている生徒が多数いる(双子を相手にしたくないため、わざと間違えている)

*見分け方*

・声が高い方が、朝陽。低い方が夕陽

・朝日の方はアホ毛がないが、夕陽の方はアホ毛がある

・『どっちがどっち?ゲーム(?)』のポーズをとる時、2テンポ遅いのが、朝陽


生徒会長とまどかさんと未那さんと私で話し合い、双子が私に『どっちがどっち?ゲーム(?)』を仕掛けてきたら、確実に間違えた答えを言うということになりました。、双子が一番興味を持っている人物が確実に間違った答えを言うことで、精神的に抉るという作戦です。ですが、その方法だと問題があります。ゲームなら攻略サイトを見て確実にできるのですが、は「いつでもどこでもウザさ100%」という目でしか見ていないので、見分ける自信がありません。

「あのー、鬱陶しいという目でしか見ていないので確実に間違えることができないんですけど」

「ウソッ!?」

「確かに簡単だが、そういう目でしか見れないんなら難しいかもな」

「私もできませんわ」

「えぇっ!?」

「なら、森川。双子の心が折れるまで、神無月と行動してもらえないか?俺様だと、アイツらに怪しまれるだろ」

「そうですね。わかりました」

翌日から、『どっちがどっち?ゲーム(?)をめさせる作戦』の開始です。


作戦開始一日目

体育の授業が、体育館であるので体育館に向かっている途中で、校舎からの渡り廊下のところで、双子があらわれました。そして、

「「どっちがどっち? 朝陽はどっち?」」

と相変わらず何も考えていなさそうな能天気な声で言ってきました。

そして間髪いれずに、まどかさんが

「右」

続けて私が

「右」

未那さんも

「右」

と答えました。それを受けて双子は、

「ブブッー。左が朝日だよ」


以下、二十日目まで省略。

作戦開始二十一日目。

「「どっちがどっち? 夕陽はどっち?」」

まどかさん、私、未那さんの順で、

「右」

と答えました。それで双子は、

「「ブブッー。左が夕陽だよ。いつもやってるんだからいい加減、分かるでしょ!!ちゃんと、答えてよ。次は、ぜーったいちゃんと当ててね!」」

と言い去っていきました。

次の日も、また次の日も、以下省略、まどかさんを筆頭にして、確実に間違えていきました。順調にうまくいっている手ごたえを感じます。


そして、一ヵ月以上たった日も、同じことの繰り返しです。

双子は段々、『どっちがどっち?ゲーム(?)』をするときの覇気がなくなっていきました。

最後には、私たちが間違った答えを言うと、泣きながら去っていきその日は授業もあるのに、先生に告げずに勝手に途中で家に帰って行ったようです。


その翌日からは、ショタっ子双子が登校しなくなってしまいました。

ウワサによると、今回のことでショタっ子双子の両親は今更ながら双子に対する甘やかしに気付いて、根性を鍛え直すべく全寮制の男子校に転校させたそうです。

その男子校は、有名校で『混恋沌学園』というそうです。

このゲームメーカー、実はBLゲームも出してるんですよね。そこで、この『光射す思い』の人気キャラショタっ子双子をとしたBLゲーム『混恋沌学園~この純愛を君に捧ぐ~』を腐ったユーザーの意見に刺激を受け、製作し発売しました。

これからあのショタっ子双子は、立派なBL道に入って行くのです...

私はその事実に、全力で目と意識を逸らしました。

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