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玄関が増えた-2

これまたスーツ姿。時代錯誤もいいところだ。もしかして両親からのドッキリとかいうやつか?私はテレビに映るのは御免だ。

「壁を壊すとは関心せんな。ピーター警部」

「私はピーターではない!ジョン、貴様は完全に包囲されている!大人しく武器を捨てて人質を解放…」

ピーター警部(仮)と目があった。

一瞬の沈黙のあと。

「ああ、いや、すまない。知らなかったんだ!はやく、その、格好をどうにかしてくれ!」

彼は激しく狼狽した。




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