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詩集

冬の詩

作者: しのぶ

白雪舞える空の下

寒さは降りて来たるとも

授かり受けし心根の

赤心の火を絶やすまじ


凍てつく風を受けるとも

己が心を励まして

乾風(あなぜ)を受けて乾くとも

活ける水をば絶やすまじ


怠りこそは死への道

励みによりて渡るべし

言うは容易きことなれど

行うことは難きかな


凍える夜の空の下

心励まし行くとても

金石(きんせき)ならぬ我が身では

心もついに耐えざらん


天狼星の輝きに

遠く心を通わせて

つたなき我もかの如く

強からましと思うもの

偶然ながら、200文字になりました。

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― 新着の感想 ―
[一言] リズム感があって、言葉が響いてきます。 赤心、乾風、金石、天狼星など、あまり見かけない言葉がつづき、新鮮な感覚で読むことができました。 ただ、絶やすまじが一番と二番と二度続くところが若干気…
[良い点] 初めまして。 音が整っていて、洗練された美しい響きを感じます。 ネガティブというより、ポジティブな励ましの詩に思えます。 天狼星という言い方が良いですね。冬の夜空でいちばん明るい星。グッと…
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