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カタコイ×2(2乗)

作者: 黒宮杳騏

忘れてしまえるかな 君との思い出を

(ほど)いてしまうのかな つないだ指先を

そんな出来そうもない事ばかり浮かんで

自分の立場を再確認する


片思いみたいな恋をしていたんだ 僕等

本当に好きだったのはどっちだろう


多分 明日も同じように

二人でこの道を歩いて行くんだろう

けれど 今までと同じような距離で

この先は歩いて行けないんだ

少しずつ ズレていく


失くしてしまいそうだね 君との思い出を

一緒に笑いながら 交わした指切りを

そんな悲しすぎることばかり浮かんで

君の笑顔さえ思い出せないよ


片思いみたいな恋人だったんだ 僕等

本当に好きだったのは誰だろう


そうだ 明日は道を変えて

二人違う道を歩いてみようかな

そして 今までと同じような距離に

この先で戻れるようならば・・・

戻れないと分かっている 本当は


楽しみや痛みを分かち合えていない事

二人共 それに気付いていながらごまかしていた


だから 明日も同じように

二人でこの道を歩いて行くんだろう

けれど 今までと同じような距離で

この先は歩いて行けないんだ

少しずつ ズレていく

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