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 第38話 「生きる者への祝福」(仮)

えっと、ちょっとマズいことになりまして、なろう運営からメールが来ました。

ようは、ヒロト編のエロ描写をどーにかしろと。

ルールなので仕方ないですね。



というわけで、対象は第38話「生きる者への祝福」と思われますので、当話を一旦修正します。

今後、考えられる対応としては、第38話だけを「ノクターンノベルズ」に短編としてアップする(「刃牙」のSAGA方式)か、きっちりR15に改稿するか、基本的には二択。

今は前者で行こうかなと考えております。

暇を見て対応したいと思います。


「マジ? 評価ポイント100未満のタイトルまでチェックしてんの!?」ってのが正直な感想です。

何しろ、40万タイトル以上ですからねw

エロ用語か何かで検索してるのか、通報か、良く分かりませんが、まぁ、俺としても舐めてたところもあり、大いに反省してます。

大人の事情も理解できます。


ただ、俺の目的はエロではなく――いや、エロではあるんだけど、セックスは男女の通過儀礼的な行為と考えていて、ヒロトにもシュレイにもセックスは必要なのだと、確信して書きました。

ハーレム展開はもちろん却下。

また、「真実の愛」がどーとかこーとか、嘘臭い話にもしたくないし、だったら、普通の若者――ではない二人が失った青春を取り戻そうと、必死にセックスする展開にしました。


まぁ、言い訳染みてますが、書きたかったのは「献身」ですわ。

「幸福」は「献身」の果てにあるのだと。

その点だけはハッキリと言っておきたいと思います。

個人的には、無意味なハーレム展開や「寸止めエロ」の方が、よっぽど倫理的に問題があるような気もしますが、その辺りは俺の個人的感想なので、言っても詮無いことでしょう。

18禁コード自体は十分に理解出来るので、当然、運営の方針に従います。



当話についての今後の対応は未定ですが、とりあえず、事後部分のみ残しておきます。

 現在、ヒロトは脳のシナプスが焼き切れないように、細心の注意を払い、器用極まる真似をしていた。少しでも気を許すと、展開した魔術はすぐに霧散してしまうだろう。

 ヒロトはシュレイとディープキスをしながら、索敵用結界を展開しているのだ。

 性的経験が皆無に等しいヒロトにすれば、ほとんど奇跡に近い、「ダブル」であった。


 ヒロトの索敵用結界に反応があった。

 二階に二人いるようだ。


 「(二階のベッドはライリーとエイミィか。昨日の今日なのに、二人のことをすっかり忘れてたわ。それなら地下へ――)」


 ヒロトは蕩けそうになる思考に鞭を打ち、一瞬で地下の転移ポイントがある小部屋に移動する。

 転移した二人を検知した瞬間、部屋の『ライト』が自動で(とも)り、空調の魔術も自動展開する。

全て、ヒロトが作ったシステムだ。


 作業用のライトとは別の為、明るいというよりは、薄暗い。行動する為の、最低限の『ライト』だ。だが、今回の場合、その薄暗さが逆に丁度良い効果を発揮していた。


 マギバッグから毛布を出すと、周囲よりも10cmほど高くなった転移ポイントに毛布を敷いて即席ベッドの出来上がり。しかも、毛布を敷くのに、無属性と風魔術を使う器用っぷりだ。シュレイの身体には小さいサイズだが、急な逢瀬に過度の要求は無用だろう。


 公平に見て、シュレイに抱きしめられ、唇を重ねたままでここまでこなすヒロトは、魔術師として相当な高みにいる。童貞の土壇場の底力といったところか。

 構想中の新魔術、『並列思考』開発の足掛かりとなるかもしれない。


 シュレイは目を閉じ、ヒロトの唇に自らの唇を重ね、無心に舌を絡めている。

 地下に移動したことにも気付いていない様子。全身の力が抜けているのに、更なる快感を求める衝動は止まらない。

 『線陣紋』が浮かんだり、消えたりしている。





 (以下略)



 (  合  体  )



 (以下略)





 小部屋から出ると、地下のひんやりとした空気が心地良い。

 小部屋は空調が効いているとはいえ、二人が熱心に身体を動かしたせいで、随分と室温が上がっていたようだ。


 「では、私は家に戻って、シャワーでも浴びてきます」


 「はい。それまでに、朝食用のお弁当を作っておきます」


 『シュバイツ大森林亭』を出ると、夜明け前だが、空気は朝のそれであった。ヒロトは軽い足取りで一ブロック先のエンゾ邸へ戻る。

 いつもよりも腰が軽く、自分の下半身ではないようであった。


 「(なるほど、これが朝帰りの感覚か)」


 少し違うが、本人が思っているだけなら害はないだろう。

 店のオープンが近い。準備は全く整っていない。やることは多い。金で片付く問題と、片付かない問題がある。

 さし当たっての問題は従業員教育か。


 ヒロトは朝もやの中、頬をパンと張り、気を引き締め直した。

この話が2016年最後の更新になります。

来年も「五国大乱シリーズ」を宜しくお願いします。

読者様も良いお年を。


※現在、一時的に非常にブサイクな状態になってますが、ご容赦を。

いえ、ブサイクとは失敬でした。

由緒正しき、「釣りバカ日誌」方式ですね。

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