第4話 まともに乗ったグリーン車 その1
乗った電車はE531系10両編成の上り普通列車の上野行きだ。車内表示版に興味があったので、カメラで動画をとりつつ、ICレコーダーで放送を録音した。ただ、「次は○○です。」を放送している時だけしていた。これは取手までの全ての停車駅でやってた。
普通列車グリーン車は席を傾ける機能(リクライニング)が付いていて、席も向かい合いにすること(回転式クロスシート)ができるらしい。1人で行くから、回転式クロスシート機能は必要なかったが、リクライニングは使ってみた。思っていたより傾いたので、結構傾くんだな〜と思った。また窓にはカーテンもあった。まだ9時だったこともあって、まぶしかったので閉めてみた。しかし、前から光が入ってきていたので、前の席のカーテンを閉めることにした。
そのような調子で、十王、小木津、日立、常陸多賀と過ぎて行った。次は大甕駅なんだが、知っている人がいるかも知れないと少し心配していた。なぜなら、土曜日だからイオンモール水戸内原に行く人がいるかもしれない。また、水戸以南(参考:勝田発を除き、いわき〜水戸を走る電車は水戸止まりが多い。)まで行くことと、9時25分着予定と行動開始にはちょうどいい時刻だったこともあるからだ。窓側で真ん中の車両だったこともあった。しかし、いなかったようだ。いや、僕が気づいていなかったのかもしれないし、元々、前のほうか後ろのほうで待っていたのかもしれない。
次の停車駅は東海である。大甕駅と東海駅の駅間は茨城県内最長である7.4kmある。7分ぐらいで東海駅に着く。
上りの場合、大甕〜水戸は何度も乗ったことがある。水戸〜土浦は内原までが1回、友部までが1回(第3話参考)、土浦までが1回で、土浦以南は中学校の修学旅行の時に団体専用列車で上野まで1回行ったことがあるが、普通列車とかでは行ったことがない。つまり、土浦以南は事実上の初めて乗ることになる。
景色を楽しみながら、東海、佐和、勝田と過ぎていき、水戸まで来た。水戸で10分ぐらい止まるらしい。グリーン車を利用している客が数人になっていた。やっぱ、利用する人はそこそこにいるんだなと思った。
10時01分、5番線に止まっていたこの電車が上野に向かって発車した。
この話を書いていたら、修学旅行の時のことを思い出しました。
そこで、番外編として修学旅行時の電車乗車体験記として短編か2~3部の連載で書きたいと思っています。(やらないかもしれません。)