第3話 磯原駅と高萩駅
8時35分、上り普通列車の水戸行きが来た。次の下車駅は高萩駅だ。この列車も415系1500番代の4両編成だったが、いわき方面から来たから、そんなに混んでいなかった。
次の駅の磯原駅の発車メロディーは「七つの子」である。下り(行き)の時に聞いたので、少し興味があったのだ。戻りの時、発車メロディーを録ろうと思ったので、ICレコーダーを用意した。そして、磯原駅に着き、録音の準備をした。そして、発車メロディーが流れる…
(ティ〜ティテテ〜 テレティテレ〜 ティレィティテテレ〜 ドアが閉まりますご注意ください。)
正直、曲の後ろが余りすぎるだろと思った。後でネットで調べたが、1分間もある発車メロディーだそうだ。そりゃ、最後まで流れるのは困難だろうと思った。
15分ぐらいにしたら高萩駅に着いた。高萩に着いたら駅舎につながっている橋を渡り、自動改札を通った。もちろんだが、ちゃんと切符は出てきた。
高萩駅の駅舎はかなり古いらしい。駅舎は1926年建築したのものだから、もう85年以上経っていることになる。駅前広場に出てみたところ、そんなに古くなさそうに見えた。それだけ、劣化が進んでいないということになるだろう。
駅舎を見るのはこれぐらいにしてと―駅舎内に戻り、自動券売機で取手までのグリーン券を買った。サイズは普通の切符と同じだった。これなら、みどりの窓口で買ったほうが良かったかもしれない、と思った。
以前、グリーン車に乗ってみようと思って、大甕駅から友部駅に行くのに、グリーン券を勝田駅から友部駅まで買った。(参考:上野発着電車は基本的には勝田発着で、朝夜だけ高萩まで乗り入れる。(内1本は日立折り返し))第2話を参考にしてほしいが、グリーン券は当駅から乗車するものしか買えないことをこの時初めて知った。それでこの日はみどりの窓口で買ったら、特急券みたいな大きな切符だった。ちなみに、普通列車グリーン券は指定席券売機では買えないらしい。この日は現実逃避のため、行って帰ってきただけだ。
次の電車は9時02分発普通列車の上野行きだ。自動改札を通って、ホームに行った。しかし、疑問に思ったことがある。なんと、高萩駅はホームが2番線までしかないのだ。普通は3番ホーム(線)以上あるものだと思った。どのようになるんだろう?と思いながら、8時51分頃に入線してきた。なんと、下りホームである1番線に入線した。(ちなみに、この列車は高萩止まりである。)へぇ~と思った。55分頃になると点検が終わり、乗車できるようになり、すぐに乗車することにした。
最初はグリーン車がどのような風になっているのか4・5号車を見て回ってみた。そのあと、席に座った。場所は―5号車の上段席の前から2列目(席番で言うと5号車の4A)に座って発車まで待った。途中、車内にあるLED(次停車駅などが出ているところ(以下、車内表示版と記す))を1分ぐらい撮りながら待った。
そして、9時02分になり、高萩を出発した。