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羊のうた。

君へ。

作者: シュレディンガーの羊


僕に宛てられた唄はあるの?

僕に宛てられた想いはあるの?

何処にあるの?

何処かにあるの?


知らない想いを追いかけて

たどり着いたその先に

君がいたならきっと

僕はその唄の意味を知る


僕が唄う想いの意味を

ずっと君は知らなくて

それでも、構わないと思ってたんだ


聴いてほしい

と祈ったらそれは恋になる

僕は恋を知るんだ


忘れたフリで 落とした想い

いつか拾いに帰ってくるよ

だからきっとその日まで

息を殺して待っていて


君が唄う想いの意味を

きっと僕は知っていて

それでも、構わないと思ったのに


届いてほしい

と願ったらそれは愛になる

僕は愛を知るんだ


声が涸れても

君へ唄うよ

君を想うよ

もう、迷わない


届いてほしい

と願ったらそれは愛になる

僕は愛を知るんだ


この唄の先に

何があるかなんて知らない

知らなくていい

だから


届いてほしい

と願ったらそれは愛になる

僕は愛を知るんだ


君に宛てられた唄があるよ

君に宛てられた想いがあるよ

ここにあるよ

僕が唄うよ

きっとずっと

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