こんにちはニホン
「服部ひなさんは、厨二病が治らないようです」のスピンオフ作品になります。よろしくお願いいたします。
こんにちは、ニホン
「ここは、どこ?」
僕、さっきまでギルドの図書室にいたよね?
うんいた。ヴァネッサさんに頼まれて図書室の整理していたんだ。
僕の手元には、「アスールの歴史」ってタイトルの本がある。
さっきまで図書室の蔵書を入れ換えるとかで、古い本を整理していたんだ。
んで、この「アスールの歴史」って本が光っていたんでなんじゃこりゃ?って拾ったんだ。
そして気づいたらここにいたんだ。
僕は、周りを見渡す。
沢山本が積まれた机に、壁に水兵さんが着る軍服に似た服とスカートがかけてある。
そして僕の足元には、円と複雑な紋様や図形が書き込まれた紙。多分魔方陣かいうやつだ。
ヴァネッサさんが持っている魔法書で見たことある。
「成功した!!マジで!」
と若い女性の声に振り向く私の前には、黒髪ロングヘアーの女性がいた。
女性といっても、十二歳の僕より少し年上の女の子だ。
十六歳くらいだろうか。アスールなら、成人だけど、少し落ち着きがない感じで、子供みたい。
「やった。成功、成功じゃ!」
現に両手を突き上げ、小学校の子供みたいに笑顔でピョンピョン跳ねているし。
「私って、やっぱり天才!!異世界から人召還出来たし!!何日もかけて準備したかいあるわ!!魔法が存在しない世界じゃに、召還出来たし!!」
ーーーん?償還?しょうかん?ああ召還!
この人召還って言った?しかも魔法が存在しない世界?
「召還って、あの召還?異世界から勇者を呼んだっていう召喚術の事?」
「あん?それ以外何があるん言うんね?」
と女の子は、猫のような目をさらに吊り上げて、僕を睨んでるし。
えっ僕、何か悪い事言った?
「だって、アスール。僕の世界じゃ失われた魔法って言って何百年も前に失われた魔法なんだもん」
「ふうん?」
女の子は、訝しげに僕を見ている。そんな目で見られてもホントだし。
でも信じてもらえなさそうな雰囲気だな。いや、その前に、僕も色々訊きたいんだよ。
なんで僕を召喚したんだろう?さっき言っていたまほうがない魔法が存在しないって本当なのか?
「まー私も色々説明せんといけんし、あんたからも色々訊きたいしね。しばらく付き合ってや」
「それは、僕のセリフですー!」
僕の叫び声が響いた。この人は、一体何者で、ここは、どんな世界なんだろう。
不安な事は、たくさんあるけど、とりあえず頑張るしかなさそう。
読んでいただきありがとうございました。
では、次回。




