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44話 ケッチャコ...

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頼光が押されていく理由は単純だった

そもそもこの精神世界においてのルールを理解していないから


問答を強制してくるのはわかっているが、その条件がわからない

それもそのはず、酒呑童子はヒントはだしても自分の有利をわざわざ捨てるようなことはさすがにしていない


だが、相手は自分自身でもあり、答えはすでにでている

ようはこれまでの自分を顧みれば良いのだ


これまでで、誰かと問答をしたことがあったか?

その時自分はどのような会話をしたか?


思い出せば良い...


『さて、そろそろ幕引きかな?』


『...』


返答しないと、攻撃ができない...

凶猛は時間を稼いだり肉壁になってくれるが、攻撃の決め手にはならない


これはどんな状況だ?

どちらか一方が有利な状態?それとも、強者と弱者が明確に別れているということか?


...茨木昴、和倉洸汰

あいつらに問答をしたとき、そんな状況じゃなかったか?


それに茨木昴は、おそらく茨木童子の転生体、

今思えばあいつと話をしていたときは謎にハイテンションになったし、

すぐに気に入った


あの時点で頭のネジが無くなっているやつは珍しかったが、それでもほとんど無条件で認めることは変だし

あいつもあいつで、なぞに心酔していた


...あいつの返答は、どのような問いに、どのように返していた?


たしか、二択を迫るような問いに対して、予想外の回答をして、

それに対して嬉しい?楽しい気分になったはずだ


しかし、ただ単に茨木童子の転生体に、面影を感じたオレ(酒呑童子)の部分が反応しただけの可能性も否めない


『どうした?楽しめよ!オレもお前も、戦闘が好きという面では共通していただろう?!』


『...そんなに俺との共通点なんか探して、お前前世の俺のこと好きすぎだろ?!』


『はぁっ?!?』


攻撃...出来る!


『”晴天落華””白の宇宙”、オレァ、クサムヲムッコロス!』


氣で作っている複数の円の中に菊の花が咲き、

花から光線が放たれる


これはゴーストタイプにゴーストタイプの技を与えるのと同様、

タイプ一致の効果抜群


増援に、新しい必殺技、


もともと想定していた切り札を切ってなお、不利な状況を

逆転のするための渾身の一撃


そしてそれは、避けられることなく、オレの胴体を貫いた


『...トドメの一撃ぐらい、弓矢にしとけよ、武士だろ...?』


『あいにく、もう、魔物バケモノだからな』


『...オレは自認魔王だし、それにふさわしい格をしていると思うんだが?』


『何を馬鹿なことを...、まあ、コアをさらっているし、姫をどうこうという意味では、

どっかの大きな亀的な立ち位置は取れるんじゃないか?』


負けそうになって、センチメンタルにでもなったか?

攻撃が決まり、勝ちを確信し、油断していた


しかし、魂だけで存在する空間で、魂にダイレクトアタックする攻撃を受けたのだから

これ以上が無いと思うのは普通だろう?

劣勢で、追い込まれていた状況からの逆転、

自分に都合の良い真実を求めてしまうのは必然


『ふっwww。あははははは!ほんと、ばっかだなぁ〜?!

っ!あああぁぁぁぁああああ゙あ゙あ゙ッ!?!?』


そう言うと、いつの間にか手に持っていたコアを貫通し、向こう側が見えるようになった

土手っ腹にコアを埋め込み、体が溶け、

姿を変えていく...


『『さあ、ここからが本番だぞ?』』


俺と同じ姿...少しばかり服装や目の色とかが違う程度...だったのが、

筋肉が膨れ上がり、

赤く、角が生え、もとの3倍以上の大きさの”鬼”

かつて洞窟で出会った、

最初に俺に恐怖を覚えさせたあの”鬼”になっている


『まさかっ?!』


『『まあ、お前の予想通りだろう。そう、あの日、あの時の”鬼”は、

オレ(酒呑童子)の抜け殻...

自分に恐怖することなど無いし、自分が倒したことのある相手にも恐怖を覚えることは少ない。

だが、お前は恐怖した。戦わずに逃げた!』』


『...』


『『もはや、あの時点でこの結果は決まっていたんだよ』』


ラッシュ、ラッシュ、ラッシュ、

止まらない、技も何も無いただの暴力が振るわれ続ける

回復は追いつかない

反撃も、回避も、何も出来ない

あえて一撃一撃の威力を弱く、長く苦しめようという悪意が伝わってくる

さらに、この力...俺の最後にはなった攻撃はダメージになるどころか、強化のリソースに使われたらしい


己の半身、その抜け殻にさえ恐怖を感じる、格上だと認める...

たしかにそんなやつが、精神力が勝敗を左右する場所で、勝てるわけがない

腕を軽く振るわれただけで、吹き飛び、地に伏しながら一瞬、そんな考えがよぎる...


『だが...、コアを見せたのは悪手だったな!!』


『『ガッ!』』


『どっかの配管工と桃の姫の話で例えたせいかな?

返信するまでの時間稼ぎのための問いかけだったのだろうが、言葉は、コトダマと言われるほどに、話し手にも聞き手にも影響を与える...

すこし連想してしまったんじゃないか?』


だから、コアを、見せてしまうんだ

だからコアは俺と紐付いた存在であることを忘れるんだ


『『は?どうして...どこからそんな力が...?

確実に心折れたはず...、圧倒的な力を前に、勇気など、信頼など、希望など...

ぁりェなイいいィ゙い!!あ゙ってはならない!!』』


ご都合主義な力をどうもありがとう

これは、俺とおオレが、どこまで行っても同一の存在であり、

そして、主人公と、敵の関係を示唆するような言葉を発してくれたおかげだ

オレに行われた強化は俺にも反映され、

さらに、主人公に倒せない敵が現れないのと同じよう、補正がかかった


精神世界だからこそ起きた、

出来た、コアの計画...


『ほんと、自分のマスター相手に、ギリッギリまで自分の作戦を伝えないとか...』


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ーー仮想敵、対象...マスター、シミュレーション開始......ーー


趣旨嗜好が同一である可能性、差異がある可能性、

これまでのマスターの行動から、予測できる限りの結果を想定...

仮人格を設定...

......

マスターの種族、郡霊体レギオンに関する情報を管理者のデータベースより発見...

主人格がある場合、ない場合が存在、

マスターの主人格は一つにまとまっているため、不安定...


ーーシミュレーション完了ーー


マスターには、メインと呼べる魂の他、サブ枠が存在していると予想...


メインと結びついた複数の霊、サブと結ぶついた複数の霊、

そしてメインとサブが繋がっている


それぞれが影響を及ぼすのは直接繋がっている霊のみ、

今回封印を奪取したのは、サブとメインに直接繋がっている霊の一部...


サブが関門


サブの人格はメインに悪感情を持っていると同時に、執着している...

これは生前の関係...?


サブ側に近づくことができれば、そちらについている霊をメインにも繋げることが可能と推定できる


しかし、自身コアに深刻なエラーが発生する可能性


エラーの事後修復は十分可能であるため、メリットとデメリットを比較、



マスターには後で馬車馬のごとく働いてもらわなければ...




こうして囚われ、意識を手放すことになり、

取り出されてから、融合するまでの刹那、

状況を把握し、サブ人格(酒呑童子)から霊を奪う術を伝え、再び意識を閉じた

大丈夫かな...?物語に矛盾が無いか不安だ...

というか、この物語の世界観、設定も間違いなく覚えているわけじゃないから、

設定集を見ながらなんとかで書いてるし


tips

欲望や感情から悪魔は生まれ、

信仰や願い、感情から神が生まれる

古い神は神話の時代を生きた神で、極端な変化を嫌うものも少なくないが、

全員閉じ込められている

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