6話
DPを使用して魔術の道具を揃えた。
コアいわく、
ーー短期間での習得、活用を望むなら魔法を、
確実に基礎から学ぶなら魔術を修めることを推奨します。ーー
詳しく聞くと、魔法は感覚的な問題、天才向けであり、プロセスとして
1、魔力を感じる。 魔法を使う最初の関門らしいがこれはできる。
2、魔力を操作できるようになる。 氣は厳密には生命力と魔力の入り混じった力、「内力」分類されるらしく、純粋魔力を動かすのは氣を動かすより難しかった。
3、魔力にイメージを流し込む。 これが次の関門、魔力に情報を入れる感覚は人によって異なり、ある人はプログラミングのような感覚だと言い、ある人は魔力にお願いをするといいと言う。
4、十分な魔力を集めて魔法を発動させる。 最後の関門、これに終わりはなく、どれだけ効率よく魔法を使えるようにするか、効果を高めることができるか。
魔術はというと、口頭魔術を例にすると、
1、呪文を覚える、または作る。 作るのはともかく、覚える分には記憶力の問題だ。
2、魔力を込めて詠唱する、または魔力のこもった物質を媒介にする。 魔力を少しでも動かせるなら魔力を込めて詠唱できるし、媒介は俺の場合はDPだが、魔物の心臓の役割を持つ魔石を金で入手することが可能だ。
3、自分に被害が及ばないように使う魔術の効果を理解しておく
言い換えるなら魔法は天才が思うがままに使う力が魔法で、凡人が、天才の魔法を学問として読み解き、使えるようにしたのが魔術だ。
魔法が使えるならソッチのほうが手軽でDPもあまりかからないが、
ステップ2は出来なくはないがあまり才能があるとは言えず、
ステップ3のイメージを流し込むというのもうまく出来ない。
ーーそれでは魔術のレッスンを開始しますお手元の基礎魔術指南書の4ページ3行目を見てくださいーー
ーーそれは基礎魔術の一つ、着火の魔術ですーー
そこには着火の呪文が書かれている。発音は自分が意味を理解できるものである必要があり、
日本語で発音しても問題はない。
『着火』
ライターほどの大きさの火が指先に10秒間ほどついて消えた。
火がついているはずだが、暑さは感じなかった。
ーーこれは最も簡単な魔術ですので詠唱も少なくて済みますが上位の魔術を使うほど呪文は長く、複雑になっていきますーー
魔術は階位で魔術の段階が分けられている。これは第一階位の中でも初等の呪文だそう。
ーー続けて魔法陣での発動を試してくださいーー
本に描かれた魔法陣に手をかざすと魔力が吸い取られ、先ほどと同じ大きさの火がついて、これも10秒で消えた。
ーーその本にのっている魔術は呪文が5単語以下のものしかありませんので全ての呪文と魔法陣を本を見ないでできるようにしましょうーー
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2週間が経った
どうやら俺は記憶力が良いらしい、
1日で指南書に書かれていた30の魔術の詠唱と魔法陣の書き方を暗記できた。
下級の魔術、だいたい一から三階位の魔術に使われる魔術用語は指南書に乗っているそうで、
火、水、風、土、光、闇、の基本六属性の魔術は二階位まで使える。
雷や空間などの複合属性、上位属性、特殊魔術は覚えるのに必要な魔術書がDPが足りなくて覚えられなかったが、中高生レベルの科学知識があれば下級のうちは覚えるのにそこまで難しくはなく、
DPに余裕ができれば手に入れるつもりだ。
ダンジョンの方は、魔物たちに拡張させたあと、罠の作成、魔物たちとの模擬戦などをした。
訓練でも魔物たちの能力は上がるようでミニスライムの一部は分裂して数を増やし、コボルトは暗視スキルを身に着けた。
暗視スキルを身に着けたことをコアから知らされた際、どうしてそんなことが分かるのかと尋ねると、
ステータスを確認すればいいとさらっと言われ、ステータスがあることを知った。
ちなみに俺のステータスはこれだ
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名前「天霧 頼光」レベル 10
種族:人間
称号:「ダンジョンマスター」「修練者」
魔力:50
生命力:50
筋力:20
知力:15
器用:30
瞬発力:20
スキル
「練氣」レベル3
「初等魔術」レベル2
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練気スキルのレベルはどれぐらい自由に氣を使えるかで決まり、
魔術スキルのレベルは使える魔術の数で決まる
基本ステータスですでに一般人の4倍ほどの筋力、氣を使えばさらにあがる。
知力が上がったことで思考速度が格段に上がり、瞬発力が高けれはその分動体視力と反射速度が上がる。
とはいえ、ステータスに表示される数値は状態の平均を指しているらしい。
どういうことかというと、調子の良いときは50mを5秒で走れて、いつもは6から7秒台の人の瞬発力は早くて5秒、遅くて7秒だから数値的には6秒で走れる人の瞬発力の数値が出る。
この振れ幅は数値が大きくなればなるほどそれに伴って大きくなるので、
桁が違ったりしなければ、目で追えないだとか、5,6人が一気に倒されるだとかは無いと言っていい。




