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33話 力を求めて

強くなるための努力はしてきた...

強くなって、より強い敵と、思う存分戦いたかったから


だから、力に執着はなかった

簡単に、一時的にでも封印して、手放すのを良しとするほどに...


守りたいものなどなかった

記憶を失い、過去を持っていなかったから...


だから、自由に動けた

思いつきで行動して、結果、後悔するまで...


不甲斐ない

なぜ俺は自らで首を絞めていたんだ


戦いを楽しみたかったからか?

記憶がなく、危機への恐怖がなかったからか?


どうでもいい...


力が必要だ

死なず、コアを取り戻すために

圧倒的な力が...


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

現実世界に戻ったら、1月以上経っていて、

いきなりコアルームからでてきた俺に猿は驚いていたが、

俺の目を引いたのは、その武器だ


ダンジョンのマスターが俺になって、

俺のダンジョンみたいに、魔物(主に導馬)もストアを利用できるシステムがないはずの

こいつらの武器が、地味に良くなっていた


元マスターの猿は、高等級の籠手ナックルに他は一般級と希少級

それが、籠手は変わらないが、他が、一般級が無くなって、希少級に、

胴当てが高等級に変わっていた

周りの生き残りの魔物たちも、もとは一般級を持っているのも珍しかったのに、

全員武器を持ち、希少級をもっている者もいる


『1ヶ月でて来なかったのに...』


『おい、猿!その武具はどうした?』


『はい!えっと、その、攻めてきた人間を殺して奪い取りました...』


『別に人間を殺しても怒らないからそう怯えるな、

しかし、そこまでダンジョンアイテムを集められる集団なら、お前ら程度2週間もあれば倒せるはずだ。

どうだった?そいつらは強かったか?』


『い、いえ!前まで来ていた連中の、装備だけ強くなった感じです...

あのう、なんか、コアルームに入る前より強くなってませんか?

もしかして、DP使い切ってしまいましたか?』


『?...あ〜!なるほど、環境が維持できなくなるか心配になったんだな?

安心しろ、DPは一切使っていない。

だから、お前らが人間を殺した分だけ逆にDPが増えているはずだぞ』


『???』


『来たときは、弱体化していただけで、これが俺の本来の力だ。

レベルアップしてないのに強くなっているのはそういう理由だ』


『?!?!?!』


『お前が、俺のために運営することを誓ってくれさえすれば、代理マスターの権限をくれてやる。

教えてやらんが、事情ができたんでな...』


こいつへの罰は、最愛の家族の死と、永遠の奉仕で許してやろう...

期間が空きすぎて、怒りが冷めた


『生き残ったこの子らのためならば...

儂、老円は、貴方様のために、このダンジョンを運営する所存です。』


老円、今更こいつの名前がでたが、今後呼ぶことは無いだろうし、猿でいいだろう


『猿、じゃあ、任せたぞ』


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「おう、そこの兄ちゃん、ちょっとジャンプしてみろや」


「兄貴は希少な特殊能力つきの武器を持ってるし、レベルだって、10レベルもあるんだ」


「兄ちゃん武器も防具も持っていないし、一般人だろ?俺達を雇うと思ってさ、10万もあれば良いからよ」


「おいおい、10万じゃ雇うには安すぎるぜ、それなら100万は最低だぞ?

俺はちょいと小腹がすいたから、小銭を貰おうとしただけだ」


「さすが兄貴、優しいなぁ〜、おい、聞いただろ?早く金出せや!」


『レベル10?低すぎる!経験値にもならない』ドッ!


「「」」


『上手く加減できたな...おい、お前のレベル10は、関東でどれぐらいの強さだ?』


「ひっ、れ、レベル10は、中堅のなかでは上の下です。

あ、あなたのレベルは一体いくつなんですか?!前に見たことのあるレベル16の人でも

貴方ほどの迫力は無かった!」


『それは、お前の知ることではない。それより、次の質問だ。

その希少な武器とやらはどこで手に入れた?たしか、1ヶ月前までは、特殊能力が着いているだけで

偉そうな奴らがこぞって手に入れようとしていたじゃないか』


「け、掲示板を見ていないんですか?東京の西側にある市町村の何処かに、伏魔殿という、

大量の武器があるという建物があるらしく、

そして、その周りには、強力な武器を持った魔物が溢れ、その魔物を倒して、得た武器が、

今市場に前よりは安いけど、高額で大量に流れてきているじゃないですか」


『伏魔殿...その伏魔殿というところの魔物は、強いのか?』


「強い!...が、俺は実際に戦えるレベルではないから聞いただけだ。

16レベルの覚醒者が4人がかりで1体倒すのがやっとらしい。

それ以上になると、連合の幹部の20レベル超えの方たちが処理している」


『お前の知る限りで最もレベルの高い者は誰で、いくつだ?』


「連合会長で、レベルは27あるらしいし、装備も、複数の特殊能力が着いた強いものを揃えているらしい」


『十分だ。褒美は、そうだな...』


『”土塊””抽出鉄””成形””剣””鋭利化””耐久増加””魔力付与””魔力付与””魔力付与”

...これぐらいで十分か?』


「な、なんですか?これ」


『10日は保つ、お前の手に持っているちゃっちいナイフよりは使えるだろう。

レベルを上げるのに使うといい、まともに振れるなら、一般人でも岩を切断できるはずだ』


「ありがとうございます。ありがとうございます」


さて、目的地は決まった

ひとまず、連合会長とやらを殺し、その後伏魔殿とやらに行ってみよう

実力の把握と、経験値集めだ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

どっかーーん!


「会長!あそこです。単身で連合に喧嘩を売ってきているものは、」


「双眼鏡はいらんよ、レベルアップの恩恵で、視力も良くなっているんだ。

どれどれ...」


「戦った者たちからは、鬼のようだとの報告が相次ぎ、そのようなスキルがあるとして、どのような弱点があるか有識者と議論を...」


「その必要な無い!そして...時間もないようだ」


バッ! ガッシャーン!!!!


『お前が連合会長か?』


「そうだとも、私こそが、覚醒者連合、会長、赤羽 司

いったい、私になんのようだね?」


『悪いが、経験値になってほしい。そして、できるだけ抵抗してくれ...

そうでもないとストレス発散にならない』


「経験値...確かに人を殺してもレベルは上がる、しかも同レベルの魔物より簡単にな

しかし、それと同時に魔物より強力であることでもあるのだ

確かに、貴様は鬼かと見まごうほど圧倒的で、死を感じさせる...

しかし、私は足が早くて、逃げるのが得意でね。失礼させてもらうよ」シュッ!


『待て!』シュッ!

もともと悪役キャラ(ヒール)だったのに、さらに闇落ちしちゃった⸜( ᐛ )⸝ワァ⤴︎︎


誕生したばっかのピュアピュアな状態の頃は高校生ぐらいの、若々しい顔つきをしていました。

それがなんということでしょう...カモりやすいと思われるほど生気が感じられず

アンデットらしいといえばらしい顔つきになっているではありませんか!

どこか怒気と、焦りを感じさせるその表情は、路地裏に座っている絶望に染まっている人達とそっくり


tips

称号には、良い効果があるもの、なんの効果もないもの、悪い効果があるもの、があるが、

悪い効果の称号があるほど、良い効果を発揮するスキルや称号がある

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