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間話 生きた家

前話の野崎優心の魔力1251+(1909-1192)ってわかりにくいですよね

本人の魔力が1251、

精霊スカジの最大魔力1909、

失って回復できていない分の精霊の魔力1192、

精霊の魔力を借りることができるのでこういう表記にしました

デュミナスが家になった


これって大きさ的にどうなのよ...


デュミナスの通常の大きさはボーリングの玉ほどだ

それがコンテナ程度までサイズアップしていることに驚きを隠せないでいる


これまでデュミナスにあげていたエサはレベルアップ用の魔石と、

構造を学ばせるためのガラクタだった


問題は食欲では無く、食べたもののサイズ

もちろんガラクタはサイズの小さく、食べられるだろうと判断したものを選んでいたのだが、

ふと、「あの小屋ぐらいの大きさがあれば冷蔵庫とかレンジとか、便利な家電に擬態してもらえるのに...」

とぼやいた


次の瞬間、その小屋を、まるっと一呑みしたデュミナスが、ガシャンガシャンと騒音を立てて咀嚼し始めていた。


食べたものの構造がわかればそれだけ完成度の高い擬態できる


そして...俺は今、魔力を消費して電気を補い、

デュミナスの中でゴロゴロしている


完全再現した小屋の中にはきちんとした内装があり、それでいてデュミナスの口の中だから

ほこりや食べかすは吸収、消化して常に清潔に保たれる


目標のダンジョン内に家を作るというのも、

実質デュミナスがダンジョンで家になるから叶ったようなもの...


強さについても、オークレベルにも苦戦して、「百面相」と「人型素材加工」でどうにかこうにかと、

工夫していた過去を嘲笑うかのように、「雷精霊の髪留め」こと事詩級アイテムがチートで...

つまり...


...やることが無くなった。


早すぎないか?

もちろん、現状、やることが無いと言うだけで、世界はどんどん危険に満ちていくだろうし

敵のレベルが上っていくだろう

でもそれって俺も同じでしょう?


まわりに望まれる仮面を被り、合わせてきた...

特段なにかにハマったり、趣味と言えるものを持ったことがない

空っぽの俺にはどうすればいいのかわからない。


鍛えるのも必要性を感じないからやる気が出ない

勉強も同様、TVゲームは激変後オンラインのものは使えなくなったし、もってない、やる気もない

しいて過去、腹の底から笑ったことを挙げるなら...


...それこそ激変のときだけだろう


極限の状況はあらゆる行動に必要性を感じさせ、やる気が溢れてきていた


会社で外の悲鳴を聞いたときなんて世界が変わる予感に思わず笑みがこぼれたほどだ

ゴブリンに変身したときは傍から見たらあまりに無様だっただろうが

生き残った際は達成感に浸れた


殺しは...特に感慨もなく、楽しくもなかったが、デュミナスが生まれてからは

育てる喜びを学んだ


とはいっても...人間を守り、育てる...これはあまり楽しそうじゃないな...

魔物だから...デュミナスだから良かったんだ


自分と同じく知的生命体でありながら、劣る存在に価値は感じない

醜く、どうでもいい存在は...そうだな、

生きた、人間の構造を学ばせるのには役立つかもしれない


あれをこうして...、こんなことをやってみたらどうだろう?


おお...!

新しい目標が、やってみたいことがどんどん溢れてくる!


他の人間をひどくどうでもいい存在に落とし込んだら気がいっきに楽になった

俺のやりたいことは人間の範疇じゃなかったのか...


じゃあ旧奥多摩市にでも行こう

ちょっとずつ西へ、森の方へと覚醒者を避けて移動していたが

他の県に行くつもりはないし、逆に待ち構えてしまった方がいい


道中で合成ガチャ引きまくって危ないのがでたら足止めにおいていこうか


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1月後、激変から2ヶ月たった頃、

天霧がスルーしていた東京の西側、市町村、に伏魔殿と呼ばれる建物が覚醒者掲示板上でのみ噂になった


なんでも、最近西から流れてきている魔物の趣が変わっており、

もともとは上位種の魔物が流れてきていたものが、強力ではあるが危険な武器に身を包んだ

低位の魔物になっているという噂だったがそこ原因になっていると。


そして、そこには強力な武器で溢れた強者御用達の場所であると...


ダンジョン内の牧場にいる人間たちはダンジョンがそんな優しいことをするわけが無いと嘲笑い、

武装地帯の武人はデマだと思いつつも人を派遣し、

東北地方では地元のダンジョンから十分武器は賄えていると無関心を貫き、

当の関東地方では流れてくる魔物に勝てないので真偽関係なく、突破を目標にしていた


実態はどうであろうと、

多くの覚醒者が挑み、そして死んでいくことになる


伏魔殿の具体的な位置すら伝わることもなくただ、残されていった武器が

剥き出しの欲を刺激する


覚醒者連合のトップの武器、流星とよばれるハルバードが伏魔殿からでたという噂も

本人が否定しないので拍車をかけているのは間違いないだろう


本来、こんな噂が出回れば、どっかの誰かがすぐに飛び出して来そうなものだが、

彼がここを訪れるのは、ここから更に1月後、

戦いだと言うのに楽しむ様子のない、どこかおかしな状態でやってくる


封印もかかっていない彼を相手に、

武器の貯蔵は十分か?

などと東雲天真に聞くものはどこにもいない...

chips

災禍は糾える縄の如し、十分”幸運”は与えたよ

次はどうなるんだろうね?


tipsとchipsでなんか内容も違うよね?

登場人物の誰かが言っているのか、それともまだ登場していない人物なのか...

それとも誤字を作者が誤魔化しているだけなのか、

どれでしょう!?

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