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4話 ダンジョン

誤字脱字修正しました(11/11)

ーーーーダンジョンマスターの登録完了がしましたーーーー

どこからともなく機械音声のような声が聞こえてきた。

ーーダンジョンを創造しますーー

ピカッ!

「珠」から強烈な光が溢れ出し、俺は目をつぶった。

目を開くと周りは変わらず洞窟だが、先ほどいた場所とは違う場所だった。見たところ、鬼はいない。


『危なかったー!』


ひとまずの危機が避り、安心したとき、〝珠〟と俺との間に魔力の繋がりのような物ができていることに気づいた。


その繋がりから俺に大量の魔力が流れ込み、自分の氣が増える。それと同時に「珠」とは何かと、今、自分の置かれている状況についての知識も同時に流れ込んできた。


俺が「珠」と呼んでいたものは、「ダンジョンコア」と言い、ダンジョンを作り出し、維持するものであり、基本的に大地に流れる力、「竜脈」からエネルギーをえているが、自身を成長させるために、知能を持つものに寄生し、外敵をダンジョン内で殺すことにより、そのものの魂を呼び水に、「竜脈」からより多くのエネルギーを得る。


ダンジョンコアに寄生された者を「ダンジョンマスター」と言い、ダンジョンマスターのいないコアは魔力を餌にマスターになるものを呼び寄せる。

マスターは強力な力を得られるが、コアが破壊されると死ぬため、ダンジョンを運営し、外敵から身を守る。


つまり俺はあの時、ダンジョンコアに触れてダンジョンマスターになったのだ。

マスターはダンジョンを自分の好きなように創れる。


さっき戦っていて気づいたが、自分より強すぎたり、弱すぎたりするやつとは戦いたいとは思わないが、

戦うこと自体はとても楽しく、満ち足りた感覚を覚え、以前の俺は戦い好きだったということを思い出した。


そして、ダンジョンを運営する以上宝やコアを奪いにくる奴らは必ずいる。

つまり!ダンジョンが大きく、有名になればなるほど、大勢の強い奴らと戦える上に俺の下に情報が集まり記憶も戻るかもしれない。


ここを最強のダンジョンにし、この生を満喫しよう!

『……そうはいったものの、どのようなダンジョンを作るか、決めないとな...』


ーーダンジョン作成ページを表示しますーー

?!?!ッ

『何だ?誰だ?!出てこい!』


ーー私はダンジョンコアですーー


『お前会話できたのか!』


ーーはい、私の性能はマスターの演算機能に比例しますーー


『じゃあゴブリンとかがマスターになったらどうすんだよ?』


ーー基本、ゴブリンのような知能の低い魔物は、魔物としての格も低いため、マスターになった時点で送られる魔力により、最低限知能を持つ魔物に進化しますーー


『進化?送られてきた知識には無かったことが色々あるみたいだな?』


ーーはい、高いマスターは知能を持った生物にしては記憶容量が多く存在しましたが、全ての知識を入れるには足りません。なので必要になった知識は随時説明しますーー

なるほど、容量が多かったのは記憶が無くなってるからかな?じゃあさっそく質問してみるか。


『さっき言ってたダンジョン作成ページは何だ?』


ーーダンジョン作成ページですね?ただいま表示しますーー

目の前に四角い透明な板が現れた。


ーー画面右上にございますのがDPダンジョンポイント、ダンジョンの作成、魔物の召喚に使用するポイントです。竜脈から得たエネルギーをダンジョンに使うために変換した物です。そのページはダンジョンの構造を決めることができるページでDPを消費することで20立法メートル単位で操作できますーー


ーー階層ごとに環境も設定できますが、必要DPが大きく、維持にもDPを消費するため、最初はおすすめいたしませんーー


ーー画面左上を押して頂くとホーム画面に移ります。ホーム画面からは、ダンジョン作成、魔物召喚、マップ、ショップ、掲示板、ダンジョン内転移、のページにいけますーー


『なるほど、ありがとう...?掲示板?』

まあとりあえずダンジョンを作ろう、まず仮想敵として人間の軍隊を想定して設計していこう。俺がこのダンジョンに求めるのは、戦いと情報収集だ。


ここが日本だとしたら攻めてくるのは自衛隊、外国だとしても軍隊が派遣されるだろう。ダンジョンには魔力と言う、昨今のエネルギー問題に新しい道を切り拓く鍵になりえる物が、とくにコアがある。存在が知られたらすぐに捜索に乗り出すだろう。


それにダンジョンを成長させるには魂が必要だしな。

そして次にここが異世界だとしよう。異世界が地球より文明が発展していないとは限らない、ダンジョンは発見し次第軍隊規模で攻め込み、即時破壊とかあるかも知れない。


地球には近代兵器、異世界には魔法、どちらも遠距離からの強力な攻撃が可能だ。

通路は狭く入り組ませ、射線を切り、接近戦や奇襲をできるように、設計する必要がある。


次に魔物だ、小さく、奇襲ができる魔物が必要だ。

魔物召喚ページを開く、消費DPの少ない魔物から順に表示されている。


『コア、絞り込みはできないのか?』


ーー虫眼鏡のマークを押すと検索できます。種族、特性、属性などの条件を入力していただくと絞り込めますーー


奇襲、小型、と検索にかけるとスライム、ゴブリン、アント、などが候補として上がってくる。

『このシークスライムだったりは普通のスライムとどう違うんだ?』


ーーアサシン、ナイト、ソルジャーなどのように職業を持っていたり、ホブ、グレーター、アークなどがいつていれば、上位種に該当し、通常種が進化したものになります。また、ミニ、スモール、レッサーなどが付くものは下位種です。上位種ほどコストは高く、強くなりますーー

俺はミニスライムを100体、コボルトを20体、コボルトリーダーを2体召喚した。

目の前に魔力が集まっていき、形を成した。

ショップを開き、鉄のツルハシ鉄のシャベルを全てのコボルトに与えて命令をたす。(ショップの操作は魔物召喚と変わらない)通路はDP節約のためにこいつらに掘ってもらうのだ。


『コア?宝箱は何を用意したらいいと思う?無難に金銀財宝か?』


ーー鉄製の武具をオススメしますーー


『なぜ?ここが地球だったら魔物なんていないし、武器なんてほとんど使わないぞ?』


ーー魔物は存在すると思います。これまでに存在しなかったとしてもこれからは魔物が発生し、人々を襲うでしょう。魔物は空気中の魔力から生まれるか、繁殖するか、変異するかですのでダンジョンが存在し、そこから魔力が溢れるため、武具の需要は増えるでしょうーー

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