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間話 狼を連れいる方2 お爺さん

「もちろん構いません、候補者である以上、悪魔や他の候補者たちが集まってくるのは必至。

それに悪魔にはなろうと思ってなるものではございませんから」


ヒッヒッヒと笑っているジジイは不気味

こんなのを連れていて、俺に使えたいと思うやつが集まるだろうか?いや、ない


「俺はさっさとここを出るんだ。邪魔しないでくれ」


「ついて行きます。断られても、勝手についていきます。殺されても構いません。

そうすれば隠しステータス業が悪に傾き、より早く悪魔になるでしょうから」


ダル

こいつだるいよ

色々俺の知らないこと知ってそうだけどそれを踏まえても連れて行きたくないほどにだるい


無視しよう、そうしよう


「......」


「無言は肯定、許してくださりありがとうございます」


あ゙あ〜早くミーミルに会って癒やされたい

少しゴワゴワしてきたけどあの毛に蹲りたい


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

結局、ミーミルのもとまでダッシュしても、ジジイのほうが早いようで、

逆に速度を合わせられた屈辱だ


遠目にだが、避難所に魔物が到着しているのが見えた

覚醒者たちが全滅したわけではない、

心が折られ、戦線を抜け出した者のところから魔物が侵入したのだ


もし、あそこにいる覚醒者のうちの誰かが生き残ったら、その人は英雄になるのだろうか?


英雄は王とは交わらない存在、他人の生き死にに興味は無いが、負けてしまえ

そう思ってしまうのはこのジジイの言う通り、俺が悪魔に近いからなのだろうか...


「見事な配下ですね」


「ミーミル、こいつのことは無視していいぞ」


「ミーミルというのですね。あ、犬用チュール持ってるんですけど食べますか?」


なんで持ってんだよ


「ミーミル、ひとまずの目的地はここから北東に5kmほどにあるイノシシの魔物がでるダンジョンだ」


「食料を確保するんですね。計画性◯と、」


ジジイはさっきから俺の行動に評価を付けてくる。何様目線なんだ

ジジイ、ジジイと言っているが、名前を聞いていないし、聞く気も無いからこれで良いんだよ


「俺達の足なら2日で着くだろうけど、そうなると空腹の状態で戦うことになる。飢えた狼は恐ろしいと言うが、それは見境がなく、恐れという命を守る大事な信号を無視してしまうから危ないというだけで、

強くなるわけではない。少しペースは落ちるだろうが、食べれそうな魔物がいたら積極的に狩るぞ」


『バウ!』


「私も何か手伝いましょうか?未来の魔王様に恩を売れるのは今のうちだと思うので」


正直言って付いてきてほしくないが、さっきのスピードといい、知識といい、有能ではあるようで

引き離せないのなら、うまく活用するか...


「じゃあ、とりあえず強くなる方法を教えてくれ」


「レベルアップするしかないですな、今は...」


「今は?いずれは他の方法があるのか?というかそれをどこで知った?」


「スキルの効果ですよ...、方法としては進化すればいいのです。

特定の行動をすれば、それに沿った種族になることができる。

そういうものがあるのです。例えば悪魔にでも、レベルが十分ならですがね」


スキル効果...嘘くさい、

でも嘘を付くメリットも無いからとりあえず本当だとして、本当に今は使えない情報だな


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

食料はオークを食べることになった

というか、道中にでてきた魔物がそれしかいなかった

イノシシが出るダンジョンなんだから近づけばそいつらが増えると思っていたのに

豚男しかでないとは...

食レポをすると、体形は個体差は激しいが、総じて脂身が甘すぎて胃がもたれるし

筋肉部分は固くて、モツはミーミルに食べてもらったがあまりうまそうではなかった

どちらかと言うとジジイにもらったチュールのほうが好みみたい

(それでいいのか狼)


ジジイは脳みそをジュルジュル飲んでうまそうにしているが、

俺はさすがにそこまで人間を捨てることは出来ない


硬ったい肉をガジガジしながらジジイの話を聞く


「私の目的はおわかりのとおり悪魔に仕えることですが、貴方様の目的はなんなのですか?」


「俺は王様になりたい。だからどんな形でも力が必要だ。腕力でも魔力でも権力でも、そのすべてをこの手に収めて上に立ちたい」


「’王になりたい’...なんとも大きな野望ですな。大量の魔物を従えて君臨するのを良しとするか、

誰もに崇められ、君主として認められるか、はたまた恐怖で無理やり従わせるか...

いずれにしても力が必要ですね〜」


「俺は自分を高尚な人間だとは思っていないんだ。ただ、この夢をあきらめないで良い世界になったから目指すだけ...そこに仕える民はどんなものでもいい」


「民はどのようなものでも...?魔物や悪魔でも?」


「いちいち悪魔や魔王にしようとするな話が逸れる」


「失礼、ではゴーレム...いや、ホムンクルスなどいかがでしょう?今向かっているダンジョンからそう遠くない場所にゴーレムのダンジョンがあります。そいつらを解剖して仕組みを理解できれば量産できるのでは?」


「ふむ、ゴーレムに意思が宿らないとは限らないか...悪くない。

ミーミルのような魔物を従魔にして増やしていこうと思っていたが、そちらの方が簡単...ではないが、

時間と労力が少なく済みそうだな。安定して食料が確保できたらそれを目標にするか」


こうして、今後の活動方針が決まった

しかし、王になり、勢力を大きくしようとすれば、

いずれ主人公と巡り合うことは避けようのないことなのかも知れない

どっかの仮面ライダーみたいに王様目指しているけど、恐怖の魔王路線は別にもっとふさわしい奴がいるのでなりません

魔王は、条件が揃うと出現するんだけど、まだこの世界に誕生しておらず、“多くの人が知っている”

”すべての人が理解できていない”存在


tips

武器の中には本当のレア度が隠蔽されているもの、同じ名前の偽物が大量にあるもの、

条件達成でレア度が上がるもの、意思を持つものがある

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