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21話

《...速報です。

現在、世界各地で同時多発的なテロとみられる事件が発生しています。

政府は直ちに自衛隊を派遣し、警察・消防と連携して事態の把握と住民の救助にあたっているということです。

国民の皆さまは、慌てず、自治体の指示に従って落ち着いて行動してください。

繰り返します――現在、世界各地で同時多発的なテロが発生しています。》


《皆さんこんにちは〜!◯◯チャンネルです!

今日は緊急で配信をしています。今、ダンジョンから魔物が溢れてきています。

ニュースではテロとされていますが、あれは混乱を防ぐために誤魔化しているんでしょう。

全国各地でこのようなことが起こっているとしたら、もしかしたらこれは終わりの始まりなのかも知れません!》


《ネット配信で、テロじゃなくて魔物だとか世界の終わりだとか騒いでいる奴らいるけどね、

あんなの加工だよ!間違ってもちょっと見に行ってみようとか考えてはだめだよ。

テロリストが話通じるとは思えないし、事態が収束するまで大人しくしてたほうがいいって》


____________________

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【名無しの新人覚醒者】

:ステータスって言ってみたらホントにでたし、これなに?

【名無しの新人覚醒者】

:誰も知ってるわけ無いだろ、ちなオカンはステータスって言ってもでなかったしワイのも見えてなかったで!

【名無しの新人覚醒者】

:ワタシ在日アメリカ人だケど、これ、ジドウ翻訳じゃないヨ。

【名無しの新人覚醒者】

:掲示板は国内、それも本州内にしか繋がらなかったで、ソースは九州のばあちゃんと北海道のじいちゃん、覚醒したけど東京のワイと同じ掲示板ではなかったからな

【名無しの新人覚醒者】

:えー、不親切設計やな

【名無しの新人覚醒者】

:あのさ、隣の家のトッモとステータス比較したんだけどな...

【名無しの新人覚醒者】

:彼女か?

【名無しの新人覚醒者】

:茶化すなや...、男やで、そんでそのトッモと比べて気づいたんだけど、ステータス画面に個人差があるみたいなんだ。

【名無しの新人覚醒者】

:ファッ!?

【名無しの新人覚醒者】

:嘘乙、それならそいつここに呼べよ

【名無しの新人覚醒者】

:それが、そいつのステータスには掲示板機能がないんだ

【名無しの新人覚醒者】

:証拠がない以上信じられない

【名無しの新人覚醒者】

:この非常時に誤情報流すなよ

【名無しの新人覚醒者】

:代わりにそいつには俺のステには表示されてない“業”ってステータスがでてて、そいつは善だった

【名無しの新人覚醒者】

:それが本当なら一部覚醒者?は俺達より強くならないか?不便だろうけど

【名無しの新人覚醒者】

:ファンタジーは平等であれよ

【名無しの新人覚醒者】

:ステータス見れない人いる時点で平等じゃないだろ

____________________

____________________


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

魔物が溢れ、覚醒者が現れ、世界が変わった日はいろいろな名前で呼ばれた

ラグナロクだの、終焉の始まりだの、色々あるが、日本の掲示板では主に、“激変”と呼ばれるようになった。


モンスターが溢れて2日でネットは途切れ、掲示板は国内でしか使えない。

空や海には陸より強力な魔物がうようよいるため渡航は不可能

島国である日本は完全に孤立し、外の情報を手に入らなくなった


テレビも、ラジオも動いていない

それでも覚醒せず、避難してうずくまり、力あるものにすがり、貶し、荒れている人々は一縷の望みを捨てられず、ノイズしか聞こえないラジオを動かす


もちろん、人類の生活圏が完全になくなったわけではない

覚醒者が防衛に成功した地域にはかなりの数の人間が暮らしているし、

そういう人たちにとって、そうでない人たちのことをどこか他人事にように感じてしまうのも仕方ないだろう


確認できている死者だけでも705万人、行方不明者は3000万を超える

一部都市は魔物に占拠され、多くの被害者がでている、

責任はすべて総理に押し付けられ、辞任、政権交代が起こったが、

それで事態がどうこうなるわけもなく...


__________________________

side天霧

『なぜ誰もこない...』


ーー勢いよく狩りすぎたのでは?ーー


そんなはずは...


『そんなはずはない、かなり抑えたんだぞ!』


ーー他のダンジョンはマスターはダンジョン内で待っていたようですよーー


?!なぜ?


ーー彼らダンジョンマスター専用の掲示板で互いにある程度の意思疎通の手段を確立して不可侵条約を結んだみたいですよーー


ーーだから雑魚ばかりの人間相手に自分たちで狩りに行くという発想がなかったようで...ーー


『じゃあ!なおさらなぜ?!それ無視して突っ込んだ俺に牽制しなくていいのかよ』


ーー近くにいるマスターであなたに勝てるものがいない、ようですねーー


『というか、お前、魔物系のやつらの言葉わかるのかよ...特に報告がなかったってことはあんまり重要な会話はなかったってことか?』


ーー...はい、そうですよ?ーー


嘘つけ!


『ハア、次からは何かあったら報告してくれ』


コアの意外な一面を見たな


『会話から近くのダンジョンを割り出せたりしないのか?羅刹達を派遣すれば完全攻略とまで行かなくとも、物資を奪えるだろ』


ーー近くのダンジョンの多くはカースジャンカーを大量に購入している太客です。別に潰すならいいのですが、物資を奪うにはもったいない収入源なのでやめたほうが良いでしょうーー


『いくらぐらいだ?1万?2万ぐらいか?』


ーー現在のカースジャンカーの収益は導馬の取り分を差し引いても20万DPですーー

誤字や、物語の矛盾があったら指摘して下さい


tips

抜いたヴァンパイアの血液は魔力を含まない、なぜなら彼らの体内では魔力と血液を変えることが出来、

血液を魔力の代わりに使えるから。


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