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20話 占領後

導馬と羅刹が何やら契約をしたらしい

もちろん、ただの口約束なんかではなく、導馬が呪術によって互いの魂に破れない縛りをかけたものだ


裏切ったらどうなるかは、まあ、察しが付く

羅刹は気づいていないだろうが自分で呪いの効果を高めてしまったようなものだ


『マスター、ついて行っていたゴブリン達はどうしてまだ帰ってきていないのですか?』


『あん?練気、レベル上がったんだろ?自分で見ろよ』


『大きな獣...あれはマスターが倒したとして、どうして奴らの氣が大きくなっているのですか?』


『鍛錬の結果だろww、これで練気の熟練度は、俺、お前、あいつらと導馬、その他、って感じか?』


『ッな!?マスター!我は十分マスターを楽しませたはずだ、雑魚どもに何か与えたのなら我にも

働き相当に褒美を!』(名前も持たない雑多な者たちの氣と、雑魚...ではなかった奴らを何体も犠牲にしてようやく手に入れた我の氣が同等など許せん)ボソボソッ、


『うーん』


たしかに楽しませてもらったが、もともとは羅刹に殺されないよう仲裁してやることで相殺にするつもりだったからな...何も思いつかん


『何が欲しい?』


『ッうーむ、そう言われると色々ありすぎて思いつかん。』


『いろいろ?例えばどんなのがある?』


『龍の死骸!...とかはできなぬだろうから、呪術の指南書とかは手に入れることは?』


『む、多分出来るだろうが...あまりにお前の呪術は既存?の体系とは違うから役に立つかどうかわからないと思うぞ』


こいつが求めるレベルだと初級じゃ足りないよな、俺に適正がないせいかDPが高かったし、できれば他のがいい


『ならば、縄張り、といいますか、領地といいますか、

ダンジョン内に我専用の空間を作って欲しいのです』


『いいだろう、表層階、上層階、深層階、どれがいい?』


『深層階で』


『階層はフラットにして自分で改築したいか、要望を聞いて俺が作るかどっちがいい?』


『自分で作る方で』


報酬は決まったところで、さっそくダンジョンに戻って地上のダンジョン化を始めよう


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ーー予定より随分かかりましたねーー


『思いの外楽しめたからな』


ーー...では占領地域のダンジョン化を始めますが、範囲、環境、階層区分を設定して下さいーー


映し出されたマップを指さしながら、

『この範囲をダンジョン化、環境は変えない、階層区分はこのダンジョンを中心に1キロを目安に分けろ』


ーー...。...。...。演算が終了しました、必要DPは13006519ポイントです。

所有DPは40028790ポイントですのでダンジョン化が可能です。...ダンジョン化を開始しますか?ーー


『Yesだ』


ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!


ーーダンジョン化が完了しましたーー


ーーシステムより通知が来ました“多くのダンジョンマスターの創意工夫により、新種が大量に確認されました。これにより、ダンジョンシステムの更新を行います。

ダンジョンで出現した新種をダンジョンストアに登録出来るようになります。

登録した場合、全ダンジョンに共有される代わりに、他のダンジョンがその種族を召喚されるたびに1割のDPが獲得できます。

システムの更新は1週間後のイギリス時間の正午に行います。”とのことですーー


『?!ハッキングを受けていてこちらへはアクションを起こせないんじゃなかったのか?』


ーー可能性として、以下の三つが考えられます。

1つ、ハッカーを退けた。2つ、1週間かけたらなんとか並行して出来る。3つ、もともとハッキングを受けていない。ーー


ハア...『どれの可能性が一番高い?』


ーー2つ目です。理由として、1週間かける理由がそれしか考えられないことと、私を騙すことが難しいということです。マスターのおかげで私の性能は他のダンジョンコアの比ではありません。

これはイレギュラーであり、私を基準にシステムが行動するというのはありえないので、3つ目の可能性は低く、そうなるとやはり時間をかけるのは余裕が無いからかと...ーー


『ならひとまず安心だな』


ーーそれで、マスターは新種を登録するのですか?ーー


『あー...ちょっとまて、新種ってのはカースジャンカーや、羅刹の種族だろ?羅刹は登録したくないし、カースジャンカーは導馬が作ったから確認を取ったほうがいいだろう?』


ーーでは導馬と回線をつなげます...ーー


『導馬ー?』


《マスターか、どうしましたか?》


『お前が作ったカースジャンカー、新種だろ?だから登録したら他のダンジョンでも出現するようになる代わりにDPが手に入るんだ。登録してもいいか?』


《...手に入るDPによると思うが、その利益の一部を我が使えるのなら許可しよう》


『なら、利益の2割でどうだ?』


《4割、いや少なくとも3割は欲しい》


『OK、登録するぞ』


ーー通話を終了しましたーー


『というわけで、更新が終わったら登録しといてくれ』


ーー了解しましたーー


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

新しくダンジョンになった領域では生き残った人間たちが集まって、表層深部...つまりダンジョンの唯一の入口だった場所に砦を作っている。


ダンジョン本殿の入口はここの他に新たに4つを作ったので、そこまで気にすることでもないが...。


彼らがここに拠点を構えたのは、もちろんそうなるように誘導したからだ。

町を占領時、あえて攻撃しないようにしていた場所がある、

ダンジョン化後、包囲網を縮めるように表層階外縁部から魔物で移動先を制限した。


この入口からは生まれたばかりのミニスライムしかでず、外に出ようとしなければ生きていけるようになっている。


ここは将来の人間牧場エリアになる。


ダンジョンのシステム的に人間の牧場は最も効率のいいDP収入になるだろうからな


ちなみに、ゴブリンたちがコアの声に無駄に反応することは減っている。

アイツラの拠点に、他の建物に比べて圧倒的に頑丈に作られた建物が出来たが、なんの建物なのかはしらない、知りたくない。


コアは不測の事態が起こらないようにと、ダンジョン内のすべてを監視しているが、何かを見た後は機嫌が悪くなり、俺に当たる、理不尽だ。


そうして1週間が経ち、新しく召喚できる魔物のリストが増えた。


ーー新たに召喚可能な魔物の内、このダンジョンに適していると思われる3体をピックアップしましたーー


__________________________

・トレントビースト[獣のダンジョンマスターが作った新種]

・水小鬼[湖のダンジョンマスターが作った新種]

・炎小鬼[火山のダンジョン、ダンジョンモンスターが作った新種]

__________________________


どこのダンジョンが作ったのかが記されていることには驚いたが、

どこかなんて分かるかけがない...いや、掲示板を使えば自ら名乗り出ることはできるか


この中なら水小鬼と炎小鬼だな

選ばなかったら羅刹が面倒だ


『水場がまだ少ないし、炎小鬼のスポナーを設置しよう』


ーー了解しましたーー


『ついでに宝箱を表層階にランダムに配置してくれ、もちろん中身は最下級の武器な』


ーースポナーの配置が完了しました。宝箱を生体反応のないエリアにランダムに配置しましたーー


ご褒美を用意したから誰か来るかな

もしかしたら生き残りの誰かが武器を手にして逃げ出せたりするか?

それとも魔物たちが武器を見つけるか?


予想のつかないことを予想するというのは宝箱の中身を予想するようで楽しい

そしてどんな中身も俺を喜ばせてくれるだろう

今のところ、主人公をだいぶ強そうに書いていますが、話は序盤も序盤、

構想として、レベル帯をAからFまでに分けると、今はFとEがほとんど

主人公は最上級のEって感じですΣ( ºωº ) (羅刹がEの標準レベル...特殊系のオーガがEって低いかな?)

最初にでてきた鬼?最初の時点でE初期はあったけど、今生きていたらDはあるんじゃないかな?だって...


tips

ゴブリンは鬼系最下位の餓鬼であると同時に精霊系最下位の劣等コボルトであり、悪魔系最下位の存在でもある。これは、全てに劣るが、すべての可能性を有する種族であることを示している。

スライムはミニやスモールで分類されることもあるが、実際はスライムという種の大小関係は別種扱いではなく、ミニスライムもヒュージスライムも戦闘力は違うが種族は同じ

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