間話 他の場所でも...2
一つ前の間話の続き
ハアハアハア...
なんとかゴブリンどもに紛れて会社の外にでれたぞ
しかし変身していられる時間は一体どれぐらいなんだ?
『グギャウギャぎゅ』
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名前「東雲 天真」レベル0
種族:人間
称号:「サラリーマン」
魔力:49
生命力:56
筋力:4
知力:6
器用:5
瞬発力:3
スキル
「百面相」2:25:33
自分の姿を他の生き物に擬態させられる。(あまりに元の姿とかけ離れていると死亡する確率有)
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「百面相」の隣にカウントダウンがでている
後2時間半は持つみたいだ
ちなみに、『グギャウギャぎゅ』は、「ステータス」といったつもり
変身中は言語も変えられるということだろうかと近くのゴブリンに話しかけてみたが、
言語を理解できる知能は無いらしい...というか自我自体が、希薄というかなんというか
そんな感じだ
ステータスを他人と比較することは出来ていないが、
俺の能力値を一般的な成人男性と大差ないと仮定するなら、魔力と生命力は50程度、
能力の平均が4から5の間だと考えられる
窓の外で戦っていた細めのサラリーマンでも1体のゴブリンなら戦えていた...
さっきゴブリンに話しかけてもバレなかったし、人の少ないところ...
トイレとかに誘い込めばワンチャンあるか?
...やばい、俺、今の状況を楽しんでるかも知れない
さっきまでは危険を脱するのに必死で怖かったし、狩られる側だった。
だというのに、ひとまずの安全が確保された途端、如何にしてゴブリンを狩ってレベル上げしようかと考えている
まるでゲームを楽しむかのように...
いや、ゲームをするときなんかより大きな高揚を感じている
自分の知らなかった一面、
仮面をすべて外した先の素顔、
試したい、見つけたい、壊したい
どうせ世界中のだれもが秩序の壊れた社会の中で“欲の枷を外す”のだから、
自分も好きにやってしまってもいいだろう?
みんなそう思うはずだ
俺だってそう思うのだから
ステータスの原理だとか、力の源が何だとか、
詳しい検証、解析は後ででいい
リスクヘッジなんて出来っこないのだから深く考える必要はない
さあ、この疲れた現代人が望んでいた異世界が現実に来たんだ、楽しもうじゃないか
さっそく近くのゴブリンに話しかける
『ぎゃあ、ぎぇぎょぎょがぎぎゃご。ぐいげごい』(やあ、獲物が居たぞ。ついてこい)
『ぎゃ?ぎゃあ』
こっちは相手が何を言っているのかわからないが、同意してくれたのだろう
後ろについてくる
とくに他の仲間を呼ぶという行為もせず、トイレに到着した
そして、手に持っていた包丁で首を掻っ切った、即死
レベルアップのアナウンス
能力値は上がったが違いを実感できなかったので次の獲物を呼び寄せる
これを繰り返して、トイレには5体のゴブリンの死体が転がり、スキルの効果が切れた。
「ステータス」
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名前「東雲 天真」レベル3
種族:人間
称号:「暗殺者」
魔力:77
生命力:73
筋力:8
知力:7
器用:9
瞬発力:3
スキル
「百面相」4:58:42
自分の姿を他の生き物に擬態させられる。(あまりに元の姿とかけ離れていると死亡する確率有)
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スキルのクールタイムは5時間、効果時間の二倍
筋力値は8、見た目の筋肉は増えていないが、素手でコンクリの壁に少し傷を付けられた
「まずまずだな」
しかし、包丁の切れ味が落ちている
研ぐか、新しい武器が欲しいところ...
近くにはショッピングモールがあったが...他に生存者がいそうなんだよな
普通、災害時などには嬉しいことだが、こと、今の状況においては人間が一番危険だ
変身中にであったら攻撃されるし、変身していなくても、俺みたいに好き勝手しようと思っている奴らは殺しに来るだろう
そして、武器の次に問題なのが食料だ
最悪、こいつら魔物を喰わないと...というかいずれ喰わないといけなくなる
スキルの習得基準が何なのかわからないけど、レベルアップごとにランダムとかじゃなく、
テンプレだが、それに関係することをすれば手に入ると思うんだ
ゴブリンの肉を食っても腹をくださないようなスキル...毒耐性だとか免疫の類いを手に入れるには、
食ってみるしか無いよな...
「うっ!」
とりあえず解体して皮と肉と骨、をわけようとするが、とくに解体の経験があるわけでもないし
包丁の切れ味が悪いせいで強くなった筋力でも大変だし、臭いし、グロいし、
慣れなきゃだとわかってはいるけど、ドロップアイテムになれよと思わないでもない
なんとか解体が終わった
場所がトイレで、水道が止まっていないのもあって解体場所としては適していたといえた
成果としては、心臓部に仮称、魔石が存在していたこと、
骨は骨密度がしっかりしていて武器として使えそうということ、
肉は筋張っていて硬そうだが、食べることが出来たら数日は持ちそうだということ、
なにをトチ狂ったか脳みそが白子のように見えて、食べてみたら美味かったということ
腱は丈夫で紐として使えそうだということ
...ホントに俺狂ってるのかもしれない
最初の2体まではグロいし、包丁越しに感じる生々しい感覚を気持ち悪いと思っていたが、
4体目のときには脳みそ食ったし、美味かったし...
まあ、ポジティブに考えるなら、適応できてるってことなんだろうな、
こういう事ができない奴らは出来る奴らに守ってもらうか死ぬかしかない
そう考えたら自分は正しいんだと肯定できた
あばら骨を束ねて胴体防具を作っていく
悪趣味な見た目だが、命大事にだ
大腿骨と脛骨を使って簡素な槍を作り、皮でバックを作る
バックぐらい探せばよかったかも知れないが、今のうちからものづくりの練習をしておこうということで
the悪役装備の完成だ!
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名前「東雲 天真」レベル3
種族:人間
称号:「サラリーマン」
魔力:77
生命力:73
筋力:8
知力:7
器用:9
瞬発力:3
スキル
「百面相」
自分の姿を他の生き物に擬態させられる。(あまりに元の姿とかけ離れていると死亡する確率有)
「人型素材加工」new
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そういえば主人公の武器は和弓ゲットさせたのに氣をつかったゴリゴリの近接物理と補助程度の魔術しか使ってないや...(゜Д゜)ハッ!
練気の熟練度上げたかった+武器使うと強すぎるから舐めプしてたことにするか!
PS・進撃の巨人の現在公開可能な情報っていいよね(´・д・)(・д・`)ネー
tipsという形で物語の世界観?設定?を後書きに書いたり書かなかったりしようと思います!
というわけで今回からやりますよ~!
tips・鬼系の魔物はまさに戦うための種族である。
奴らは力こそ格になるからである。
多くの種族は自らの格を上げるためにレベルの他に業を積み、進化することで強くなる。
しかし、奴らは強くなることで格が上がり、格が上がることでさらに強くなる
その分、餓鬼(最下級の鬼系の総称)が上位の存在になることは殆無く、
上位のものがより上位になる、まさに格差の象徴とも言えるだろう




