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帰郷

作者: 櫻川大縁

「こんな所にお客人とは珍しいですね。急に話しかけて驚かせてしまいましたかね?。いえね何分世界がこうなってから足を運ぶ人が少ないので。

良いところでしょ、自然豊かで心が癒やされる、私も落ち込んだ時は車を疾走らせてここに来てました。なんで過去形なんだ?ですか。いえそんな大した事ではありません。

よくある話ですよ、自分を変えたくて外に出ていった。だが結局何も変えれなかった……そしてあの日を迎えたのです。

貴方も気づいてるでしょうが、私はこの世の者ではありません。どれ程時が経ったか分かりませんが、気がついた時に、(わたし)は帰って来ていたのです。

未練があったのでしょう、いざ自分を変えようと出ていったのにも関わらず、何もなせず人生を終えてしまった事に。

けど貴方が来てくれた事で私はようやく解放されるようです。貴方に過去を語った所で何も変わることはないのはわかってる、けど何処か吐き出したい思いが私をここに繋げたのでしょう。


有り難う名も知らない旅人の方、ここに来てくれてありがとう。」




数あるうちの一つの崩壊した日本に来てみたら、まさか地縛霊がいようとは。

霊脈と冥界の類は破壊したのだが、やはり日本のエネルギーは無限大と言うべきか。


良い休暇だった、今後の抱負計画に大きく役立てそうだ。

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