神殺しのないPvP
中心となる高いビルに向かって走っていると、上の方から炎の槍が複数飛んできた。まぁ、効かないので避ける事なく炎の槍が飛んできた方向を見る。そこには、女性の魔法使いがいた。私が無傷なのを見て、困惑していた。そこに雷を纏わせた黒百合を投げつける。同時に、その方向に向かって力を付与して、速度を極限まで上げる。
黒百合が胸に突き刺さったところで、黒百合に纏わせていた血を使ってプレイヤーを拘束する。同時に体内に血を流して、猛毒、麻痺状態にさせる。
「【共鳴】」
これによって、黒百合は私の元に戻ってくる。同時に、黒百合に縛り付けているプレイヤーも一緒に引っ張られてきた。その首に白百合を突き刺して、黒百合の柄を掴み、同時に振り抜いた。そして、身体を回転させて、血、影、火、雷、闇を纏わせた蹴りを叩き込んだ。
錐揉みしながら飛んでいったプレイヤーは、戦闘音を聞いて漁夫の利を狙うため路地から出て来たプレイヤーに命中した。
そこに【魚群招来】で水流を送り込み、そこを泳ぐ肉食魚達が地面に倒れ込んでいるプレイヤー達を捕食していった。水が流れているところに、【神雷】を流し込んで感電させる。そうして二人のプレイヤーが倒れた。
「血の毒じゃなくて、普通に毒を纏わせても良いかな」
戦い方を考えていると、地面がぱっくりと割れた。【大地割裂】だ。別に浮けるから問題ないのだけど、私はそもそもタケミカヅチさんの祝福があるから、大地を元に戻す事が出来る。だから、地面変動系の攻撃は、私には通用しない。
「んなっ!?」
ほぼ即死技を魔法以外で防がれたからか、驚く大きな声が聞こえてきた。ちょっと遠いので、再び同じ方法で捕まえて倒す。
「う~ん……一々投げるのは面倒くさいな。装備を変えるか」
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ハク:【武芸千般Lv100】【二刀の極みLv100】【神闘術Lv100】【銃Lv100】【熔解Lv100】【分身体生成Lv12】【黒腐侵蝕Lv100】【エネルギー吸収Lv100】【竜神息吹Lv88】【炎竜王息吹Lv100】【水竜王息吹Lv100】【氷竜王息吹Lv100】【黒鬼王Lv92】【氷鬼Lv100】【虚空Lv100】
控え:【聖剣Lv100】【鋏Lv100】【三叉槍Lv100】【金砕棒Lv100】【魔力弓Lv100】【矢生成Lv100】【獣牙Lv100】【鋼鉄牙Lv100】【鋼鉄爪Lv100】【氷結爪Lv100】【竜爪Lv100】【岩竜爪Lv100】【剛爪Lv100】【棘拳Lv100】【突撃銃Lv100】【散弾銃Lv100】【狙撃銃Lv100】【機関銃Lv100】【大砲Lv100】【電磁加速砲Lv100】
【神秘の吸血鬼Lv138】【吸血姫Lv100】【神血Lv1】
【魔導神Lv100】【溶岩魔法才能Lv62】【天候魔法才能Lv69】【大地魔法才能Lv72】【暴風魔法才能Lv69】【雷霆魔法才能Lv69】【暗黒魔法才能Lv49】【付加呪加才能Lv74】【状態異常才能Lv70】【死霊術Lv100】【死霊誘引Lv100】【死霊融合Lv43】【死霊強化Lv51】
【根源(火)】【完全支配(火)Lv100】【根源(水)】【完全支配(水)Lv100】【根源(土)】【完全支配(土)Lv31】【根源(風)】【完全支配(風)Lv65】【根源(雷)】【完全支配(雷)Lv100】【根源(光)】【完全支配(光)Lv18】【根源(闇)】【完全支配(闇)Lv18】【根源(影)】【完全支配(影)Lv100】【支配(植物)Lv45】【支配(毒)Lv100】【無限毒Lv100】【支配(糸)Lv8】【無限糸Lv12】【黒糸Lv6】【支配(力)Lv18】【眷属創造Lv100】
【HPMPタンクLv1】【物理超強化Lv100】【器用さ強化Lv100】【運強化Lv100】【神体能力強化Lv100】【五感超強化Lv100】【頑強顎門Lv100】【粘弾性強化Lv12】【骨格強化Lv100】【機動性強化Lv100】【万能視界Lv28】【神力Lv100】
【毒耐性Lv100】【麻痺耐性Lv100】【呪い耐性Lv100】【沈黙耐性Lv100】【暗闇耐性Lv100】【怒り耐性Lv100】【眠り耐性Lv100】【混乱耐性Lv100】【魅了耐性Lv100】【出血耐性Lv100】【気絶耐性Lv100】
【夜霧の執行者Lv100】【雨隠れLv100】【金剛不壊Lv100】【韋駄天走Lv100】【悪路走行Lv100】【水上歩行Lv51】【天翔Lv100】【心眼開放Lv100】【精神統一Lv100】【環境適応Lv28】【万能探知Lv100】
【神炎Lv100】【神水Lv100】【神土Lv1】【神風Lv100】【神雷Lv100】【神光Lv1】【神闇Lv1】【灰燼Lv100】【業火Lv21】【絶対零度Lv100】【絶対真空Lv100】【極雷Lv100】【氷炎Lv100】【土水息吹Lv100】【氷雷息吹Lv100】【岩炎息吹Lv100】【岩風息吹Lv100】【炎熱牙Lv28】【熱冷血Lv31】【氷結牙Lv100】【雷化Lv100】【嘲笑Lv31】【ドラミングLv100】【虫翅Lv100】【比翼Lv100】【鋼鉄翼Lv100】【魔力翼Lv100】【炎翼Lv100】【水氷翼Lv100】【天翼Lv100】【浮遊Lv100】【瞬間再生Lv100】【超反応Lv100】【解錠Lv100】【暗闇の魔眼Lv100】【催眠の魔眼Lv100】【混乱の魔眼Lv100】【鉱物創造Lv100】【魚群招来Lv100】【竜紋Lv100】【混沌Lv100】【悪夢Lv100】【絶望Lv100】【瘴気Lv41】【睡眠Lv100】【欠伸Lv32】【夢喰いLv30】【夢遊Lv21】【堕落Lv100】【断罪Lv100】【憤怒Lv1】【反転熱線Lv100】
【竜神核Lv100】【炎竜鎧Lv100】【水神竜Lv100】【岩竜鎧Lv100】【竜王翼Lv100】【精霊体Lv100】【魔王Lv100】【死神Lv100】【死神鎌Lv100】【暴食悪魔Lv100】【暴食の大罪Lv100】【色欲悪魔Lv100】【色欲の大罪Lv100】【嫉妬悪魔Lv100】【嫉妬の大罪Lv100】【悪魔王翼Lv100】【聖女Lv100】【熾天使Lv100】【熾天使翼Lv100】【魔聖融合Lv100】【属性結合Lv100】
【機織りLv100】【糸紡ぎLv100】
【歌唱術Lv100】【癒奏Lv100】【魅了歌Lv100】【睡眠歌Lv100】【掘削Lv100】【竜騎Lv100】【農業Lv100】【テイマーLv100】【神族に愛されし者Lv100】【統帥Lv100】【総合言語学Lv100】【降霊術Lv65】【森人化Lv1】【プリセット】【巨狼の怪物との契約】
【全知全能の主神の祝福】【結婚の神の祝福】【海の神の祝福】【戦いと知恵の神の祝福】【旅人の神の祝福】【炉の神の祝福】【青春の神の祝福】【正義の神の祝福】
【天照大神の祝福】【天照大神の威光】【月読の祝福】【須佐之男の祝福】【伊邪那美の祝福】【建御雷の祝福】【木花咲弥姫の祝福】【大国主の祝福】【大山津見の祝福】【宇伽之御魂の祝福】【櫛名田比売の祝福】
【北欧主神の祝福】【北欧主神の全知】【北欧雷神の祝福】【北欧欺瞞神の祝福】【北欧美神の祝福】
SP:517
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遠距離の相手対策として、【銃】を装備しておいた。これで手段が増える。【魚群招来】は強いけど、決定打にはならないし、息吹系スキルを装備しているから、軽く用途が被っている。なので、入れ替えは【魚群招来】にしておいた。
準備を終えた瞬間、上から男性プレイヤーが降ってきた。その背中には、天使の羽が生えている。空を飛んで私を見つけて急降下って感じかな。
「うおおおおおおお!!」
大剣を振り下ろしてくるので、その大剣に上方向の力を付与してあげる。急に大剣が止まり、振り上げた姿勢になる。
「なっ!?」
何が起こったのか理解していない。男性プレイヤーに向かって、【炎竜王息吹】を放つ。相手の羽が三対の赤い羽ではない時点で、【熾天使】ではないと分かっている。なので、これでも十分にダメージを与える事が出来る。
そうしてから、【虚空】で相手の羽を消す。重力に引かれて落ちてくる男性プレイヤーは、思わず大剣から手を放していた。力を付与されていた大剣は、そのまま上空に飛んでいく。
武器を失った男性プレイヤーを滅多斬りにして倒した。
一息つこうと思ったところで、嫌な予感がして、周囲の地面から剣山のように棘を突き出させる。
「うわっ!?」
私の背後に回るために、恐らく【電光石火】を使ったプレイヤーが足を貫かれていた。そのプレイヤーの身体をあらゆる毒で包み込む。毒液によって包み込まれたプレイヤーは、猛毒、麻痺、呪い、沈黙、暗闇状態になった。そして、黒百合と白百合を大剣に変えて首を斬る。一気にHPを失って気絶状態になったところで、上から大剣を振り下ろして倒す。
「【電光石火】持ちまで増えたんだ……面倒だな」
私が言えた事じゃないけど、こういうスキル持ちが増えると警戒を全方位に向けないといけないから神経を使う。
心の中で嘆息しながら、移動を再開させようした私の胸に銃弾が突き刺さる。でも、【夜霧の執行者】は発動しない。金属の塊である銃弾は、私に触れた瞬間に【熔解】によって融けたからだ。プレイヤーが持つ剣とかになると融けるまでに時間が掛かるけど、銃弾くらい小さいものだったら、私にダメージが入る前に融かせる。
銃弾を撃ち込んできたのは、少し離れた場所にある屋上にいる女性プレイヤーだ。銃で狙い返そうにも、狙撃銃を持っていない私では銃弾が届かない。
「あっ、いや、出来るか」
【雷化】で移動しようとしたけど、ちょっと思い付いた事があったので、ハンドガンを取り出す。そして、プレイヤーに狙いを付けて、引き金を引いた。銃声と共に飛び出した銃弾は、まっすぐに女性プレイヤーに向かって飛んでいった。向こうも同じように撃ってきたけど、銃弾同士はぶつかり合う事なく、それぞれのプレイヤーに命中した。
私は【熔解】で効かないけど、肩に命中した向こうは猛毒と麻痺状態になっている。あの銃弾には力を付与して飛距離を格段に伸ばし、毒を纏わせていたため命中した相手を猛毒と麻痺にする効果があった。
動きを止めたところで、次々に血と毒を纏わせて、力を付与した銃弾を撃ち込んで猛毒により倒した。
「やっぱり、血を纏わせた方が強いね」
しっかりとプレイヤーに銃が通用する事を確認出来たので、移動を再開する。遠距離は銃もしくは【雷化】で急接近して倒す。近距離は、普通に黒百合と白百合を使って倒す。属性の力を使えば、相手の隙を生み出す事は楽だった。
足元の地面を陥没させる。光で目を眩ませる。力で武器を思わぬ方向に飛ばす。水で呼吸をさせないようにする。火で炙る。雷で感電させる。闇で身体の一部削る。風の刃で滅多斬りにする。
これらは、相手の動きを止めるのに効果的だった。相手も操作系のスキルを手に入れていたりしたけど、私は完全支配も持っているので、支配権は私にある。
魔法を使うプレイヤーは、本当に悲惨だった。魔法は属性に当てはまるので、私から外すことも逆に相手に向かって飛ばす事も出来た。火、水、氷、光、闇とかなら効かないので、そのまま受けても良い。【虚空】で虚無を生み出せば、そのまま防御にも使えるしね。
久しぶりに双剣で暴れまくっていると、私を囲むように魔法が放たれてきた。全部を地面に落とす。
「即席でパーティーを組んだのか……まぁ、よくある事ではあるかな」
私が暴れると大体こんな感じになるから、もう慣れた。このゲームでは、そういう存在なのだと受け入れよう。周囲の建物の中にいる事は分かったので、その地面を破壊する。【完全支配(土)】によって支配範囲が広がったので、地盤が崩された建物が倒壊していく。
慌ててプレイヤーが逃げ出したりするので、そこに銃弾を撃ち込んで麻痺状態にさせる。地面に落ちていったプレイヤー達は、瓦礫に潰されていった。
「……えぐっ」
自分でやっていて引いてしまう。念のため、瓦礫に力を付与して地面に埋める。これで削りきれなかったプレイヤーも倒せたかな。私と遭遇したのが不幸だったね。神殺しを封印されても、元々の私の戦闘スタイルに戻るだけだったので、特に問題は無かった。
これに神殺しと祝福などが追加されたら、私の優勝は確実だったと思うので、運営の封印判断は正解だったのかな。




