表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/13

言葉の癖は心の癖


 ……人は思考が言葉に表れる ……だから私は、心の癖が言葉に表れる と思っていて


 ……例えば、菫の花が私に奉仕の心が無いと口に出来たのは、自らが奉仕の心を持とうと思っているからだと思う


 ……けれど ……これは私も過去そんな風にガチガチに凝り固まって人を見ていた時に自分を殺して相手に尽くして……逆に相手方から何も返ってこないことに苛立ちを覚えて ……そんな時期が過去あったから 思えてしまうのだけれど


 ……正直、奉仕の心を持とうと思ってする行動に奉仕の心など存在しない


 ……奉仕の心ってなんだよ って話でしょう? 見返りを求めている訳ではないって多分そういう方仰ると思うのだけれど 召使いや奴隷ではないのだから 基本 皆 平等という形をとる今の世で敢えてこの言葉を心に唱えるのは自然ではない


 自然にしたいと思って行う ……それを待てない菫の花は我慢がきかなかったのね ……そういうのって 強制の言葉と何が違うのだろう ……そして、私もまた彼と同じような性質を持つ傾向があるのだろう 所詮、似たもの同士が一緒にあろうとするものなのだから


 ……でも 鏡合わせのそれ を発見する度に ……もっと上手く出来た筈 何で私は 出来なかったんだろう 何故もっと解ってあげられなかったんだろう 菫の花の気持ちを和らげてあげられなかったんだろう って考え続けてしまうから


 


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ