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追放物  作者: 給料シーフ
2/3

2話


「よし!新生勇者パーティーの初陣だ!皆、気合い入れて行くぞ!!」



神に選ばれし魔王を討ち滅ぼす者、勇者キグナス

伝説とされた超級魔法を操る者、賢者ボーダ・チー

神速の剣技で全てを切り裂く者、剣聖リーガ・ロヒョ

どんな怪我も癒やし人々を救う者、聖女リシー・スック


人類史上最高のメンバー、最強のメンバー達


負けるはずはないと挑んだクエストにて


「クッ…敵の数が多すぎるっ!ボーダ!魔法で薙ぎ払ってくれ!」

個人の力量では圧倒的していても絶え間なく襲い掛かってくる敵の物量にじわじわと押されてきた勇者は賢者に魔法を使う様に指示する


「任せてください!母なる大地よ、我の言葉を聞き届け給え!父なる空よ、我の願いを叶え給え!我が望むぅはぁっっ!」


勇者の指示に応えた賢者は何を考えているのか、敵を前にして目を閉じゆっくりとした口調で長ったらしい詠唱を始めるも当然間に合わずに攻撃をくらい吹き飛ばされる


「なっ!なにをしている!詠唱なんてしなくていいだろ!状況を考えろよっ!!」


勇者が必死に敵の攻撃を捌きながら賢者に怒号を飛ばす

すると


「詠唱破棄だなんて高等技術無理ですよ!例え初級であっても詠唱しなければ魔法は発動しません!!」



「何をバカな!ホマーの奴は初級しか使えなかったが詠唱なんてしていなかった!嘘をつくな!ええい、もういい!リーガ!僕に続け!突破口を切り開くぞ!」



賢者の言葉を言い訳だと思い魔法での現状打破を諦めると近くで剣を振るっているはずの剣聖へと視線を向ければそこには…


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